狂気!福島第一原発から30km圏内にふたば未来学園校が開校。


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福島県の福島第一原発から30km圏内にある、福島県広野町で
政府も支援する、ふたば未来学園校が開校したとのことです。

AKB48をプロデュース秋元康や、自民党の小泉進次郎、俳優の西田敏行や
今でしょ!でお馴染みの林修など錚々たるメンツが、講師陣として教育に携わるそうです。
開校の目的は、復興を担う人材を育てるとのことですが…。

福島「ふたば未来学園高」開校、復興担う人材育成

 震災からの復興を担う人材を育成する新しい学校が、福島に誕生しました。制服は、AKB48の衣装を作ったデザイナー。他にも、各界の著名人が講師を務めます。目指すは世界に通じる人材です。

 「ここにいる新入生の多くが双葉郡で東日本大震災を経験し、それに伴う原発事故によって避難を余儀なくされました」(新入生代表 日下雄太さん)

 福島第一原発から30キロ圏内の被災地・双葉郡広野町に新たな県立の中高一貫校「ふたば未来学園」が開校し、まず、1期生として152人の高校生が入学式を迎えました。

 「地元なので、ここの場所で復興などの貢献したいと思い、戻ってきました」(東京へ避難していた新入生)

 原発事故の影響で校舎が使えなくなり、学校の休校や移転が相次ぐこの地域に、教育を取り戻そうという狙いで、進学を目指す「アカデミック」など3つのコースが設けられています。


福島第一原発の事故は全く収束していないのに正気でしょうか?
この前、ようやく格納基の中に核燃料が無くなっていることを確認し
メルトスルーが発生しているのが確定したばかりなのですが…。

現在広野町は、元々住んでいた町民よりも、原発作業員が多く暮らす街と
昨年の段階で報じられています。

【3.11】町民より作業員の方が多い町の「生きる道」とは 福島県広野町

福島県双葉郡広野町。福島第一原子力発電所から20km圏ラインのすぐ外に位置するこの町は、原発が存在しないにもかかわらず、2011年3月11日以降は原発事故収束・最前線の町となった。広野町の最北部に位置する「Jヴィレッジ」が東京電力や自衛隊の前線基地となり、全国各地から廃炉や除染にあたる作業員が集まってきたためだ。
hirono 福島県の浜通り地区と福島第一原発の位置関係図

住民票を持たないものの、町で暮らす作業員は約2600人。一方、住民票のある約5200人の町民のうち、町に戻ったのは約1350人(2014年2月25日)。今、町で暮らす作業員の数は、町民の2倍近くにまで増えている。

中略

今、広野町の保育園、幼稚園、小中学校には、合わせて560人の子供がいますが、戻っているのは140名です。2012年2学期に学校が再開したときの90名からは50名増えていますが、未だ、町外の仮設住宅から町内の学校にバスで通うというような、通常ではない生活をしています。

住むこと自体は禁止されていないとはいえ、原発作業員が多く留まる
現場の最前線的な町であるのは間違いないことで、こんなところに未来を担う人材を育てる
学校を建立して、復興のシンボルにしようなどとは、正直寒気がしてきます。

成長期真っ盛りの子供が、放射能による影響をどれだけ受けるかは未知数であり
今後の成長や病気に対するリスクを考えれば、まずこのようなところに学校を建てようとは思わないはずです。

結局のところ、福島の復興を見せるための、ある意味スケープゴート的な学校になっていると
個人的に感じます。そんな理由で、どんな影響があるかも分からない放射能の発生源の近くで
未来ある子供たちの教育をしていいものなのでしょうか。

チェルノブイリの前例に習うならば、放射能の被害はむしろこれからが本番とも言われており
今後、福島第一原発から、今も垂れ流されている放射能で我々がどんな影響を受けるかは誰にもわかりません。

ただ福島は大丈夫ですといったポーズの為だけに使われるふたば未来学園校。
入学した152人の生徒に、何事も無いことを祈るばかりです…。

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