福島県で「放射能と暮らすガイド」が無料配布される!「はかる、知る、くらす」
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未だ帰宅困難区域も多い、福島県の住人に
政府が、3万冊の放射能と暮らすガイドという冊子を
無料配布しているという話が出ています。
福島で「放射能と暮らすガイド」が無料配布される!計三万冊作成!「はかる、知る、くらす。」
先月末から福島で放射能と暮らすためのガイドブックが大々的に配布されていることが判明しました。ガイドブックのタイトルは「はかる、知る、くらす。」で、福島県内の映画館や駅などで計3万冊が無料配布されているとのことです。
ガイドブックには放射能の測定法や日常的な注意事項がまとめて書いてあります。報道記事によると、「長時間すごす寝室は放射線量をきちんと測って線量が低いところにベッドを置くこと」とか「側溝や草むら、空き家の周辺などは放射線量が高い傾向があるため子どもをできるだけ近づかせないように」というような感じで色々と書いてあるようです。
こちらの小冊子を作成した団体は、あくまで放射能の危険性を伝えるために
現状出来ることをして、無用な被曝を避けるための方法として
冊子を作ったとはあります。
冊子の内容の、はかる、知るについては納得できますが
やはり、暮らすという単語になると…。福島県だけではなく
全国で配る必要があると思いますね。
福島県内には、冒頭に書いた通り
住民が帰宅できない、居住することも出来ない地域が
まだかなりあります。
その中で、くらすの文言を入れているところには
どうにも個人的には狂気的なものを感じてしまいますね。
放射能については、人体への影響が未知数な以上
はかる、知る、逃げるとでも言った文言が一番適切かと思います。
無料で配布されている、これらの小冊子ですが
当然、小冊子を作る費用というのが別にかかっています。
3万冊も作れば、費用は当然それなりにかかるわけで
もっと、その費用を別のところに使えないかとも思います。
結局のところ、福島だけの話ではなく
日本国民全体が、放射能の事を知って行動をする必要があるのですが
どうにも、その意識は福島県以外だと希薄なように思えます。
放射能を過剰に怖がらず、正しく怖がると言った言説も
ネット上では良く見ますけれど、人体への影響が分からない状況で
正しく怖がるも何も無いと思います。
大丈夫だと思う人はそれでいいですが、極力回避すれば大丈夫という思考を
被曝回避に全力を挙げている人に強制するのは、やめてほしいと切に思います。
将来的な影響がわからないものを、正しく怖がれと言われましても
健康を失った時に、誰かが保障してくれる訳ではありません。
放射能に対する考え方は、周りに流されず自分の考え方を持つのが一番大事だと思っています。
もちろん、その結論が食べて応援ですとか、身体に影響は全くないというお話であれば
私は何も言いませんし、どうぞご自由にと言うだけです。