福島除染に東電が匙を投げる!やはり除染はムダだった!


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「除染は不可能」原発訴訟 東電開き直りの主張 コスト安自ら否定


莫大な費用を使い、住人の帰還を目指し行われてきた
福島県の除染(放射線の量を減らしていくこと)作業ですが
ついに東電が匙を投げたとニュースになっています。


「除染は費用がかかりすぎ、一企業での実現は不可能」


とは、東京電力の弁ですが
真実はこのことば通りです。


以下に除染にかかる費用などを
産業技術総合研究所が去年試算した金額の記事を貼りますが
その費用は5兆円を超えるとの試算がありました。



福島県内の除染費用、最大5兆円 産総研試算


 東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県内で実施する除染費用の総額が最大で5兆1300億円に上るとの試算結果を、産業技術総合研究所の研究グループが23日、発表した。これまで政府は1兆円を超える除染関連費用を計上しているが、将来の見通しは示していない。(上記リンク記事より引用)


この額は福島だけの試算であり、他にも全国で
除染を行っている費用を考えれば、もっと費用がかかっているのは
間違いないですね。


これを東京電力だけで賄おうとするのは
ハナから、無理があるという話であったということです。
考えれば誰でもわかることですが、東電が正式に白旗を揚げたのは
今回が初めてになるということです。


そもそも、放射能の発生元の福島第一原発の
放射能拡散が収束していない以上、除染にいくら費用をかけようとも
無駄になることは、小学生でも分かる話です。


常に汚水を出し続けるところを、いくらキレイにしようとしても
まずは汚水の元を絶たなければ、頑張っても無駄に終わるということと
同じなのです。


除染の無駄については、民放のワイドショーでも触れられたことがあります。
朝のワイドショーであるモーニングバードにて去年の夏に放送されたものです。


【必見】「モーニングバード!」が除染の正体を報道!除染事業は福島県民を逃さないための政策!ロシアでは強制移住レベルの場所に人が住んでいる!



上記サイトにテレビのキャプチャ画像などが貼られていますが
要は、除染は無駄であるという内容の番組となっていました。


除染の主な作業というのは、汚染された土を剥がしたり
汚染された物質を隔離したり、放射能物質を人の住むところから
離したりと言った内容になりますが、結局のところ取り除くのではなく
ただ、放射能物質を移動させるというだけのものです。


根本的に放射能を取り除き、無毒化する技術が今の人類には
無い以上、上記のような除染をやったところで
新たに除染したところが汚されるだけであり
また、取り除いた放射能汚染廃棄物が捨てられた場所で
放射能を発するだけなのです。


除染が成り立つには、そもそも福島第一原発を
収束させなければいけないわけですが
事故から、3年以上たっても何の進展もない福島第一原発を見れば
それは絵に描いた餅のようなものだと誰でも思うことでしょう。


結局、無駄な除染にお金をつぎ込むのであれば
もっと根本的な対策などにお金を使うほうが有意義であるのは
間違い有りません。

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