隠蔽された500万ベクレル。東電の狙いはやはり…。


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東電、昨夏把握も公表せず=500万ベクレル-福島第1の高濃度汚染地下水・規制委


ここのところ、地下水などからの放射能濃度が
うなぎ登りと思われていた、東京電力が管理する
福島第一原発なのですが、今更このような記事が出ています。


リンク先の記事を簡単に紹介すると
東京電力福島第1原発で昨年7月に採取された地下水から1リットル当たり
500万ベクレルのストロンチウム90が検出された問題では、当初次のように発表していました。


ストロンチウム500万ベクレル=過去最高、昨年7月地下水―福島第1


計測機器に設定ミスが発覚したため
昨年7月採取の地下水を、当初は最近測りなおして
500万ベクレルの数値が出たと言っていたのですね。


しかし、その舌の根も乾かぬ内に
昨年の7月には既に500万ベクレルの数値を
把握していたとのことで修正をしたとのことです。


昨年の7月にこの事実を把握していながら
東電はなぜ、今頃になって発表したのでしょうか。


個人的な推測になりますが、昨年の9月にあった
2020年のオリンピック開催地の決選投票。
その際に、このような事実があると、その投票に敗れてしまう。
そこで、500万ベクレルの測定結果を隠蔽した…。
どうしてもそのように考えてしまいます。


なにせ、安倍首相はプレゼンテーションで
福島第一原発はコントロールされている
大きな嘘をつきましたので…。


日本での報道では、原発問題はあまり大きくピックアップされていませんが
海外では事故当時から非常に大きな話題として
常々報道されており、海外の人の関心は
当の日本人よりも、非常に意識が高いのが現状です。


いつまでも、誤魔化している場合じゃないと個人的に思いますが
原発及び、放射能の問題については
人類が今まで経験したことがない未曾有の問題で
収束については、全く見えていないのが現状です。


今回の、東電の発表が私の推測通り
オリンピックに不利なるからという理由での隠蔽であれば
世界から非難されるのはまず間違いないでしょう。
隠蔽に対するツケを将来的に払わされる可能性があります。


日本での放射能を巡る状況は
3.11以降、悪化こそすれ良くなっているという話は殆ど無く
情報サイトや東電がこっそり公表している数値などを見れば
一目瞭然の状態です。


しかし、未だ日本政府は原発稼働に躍起になっており
私の住む新潟でも、柏崎原発という世界最大級の
原発があるものですから、日本の将来のエネルギー政策の行く末には
否が応でも関心をもたざるを得ません。
泉田知事が頑張っているようですが、将来的にはどうなるかわかりません。


なお、現在の日本の電力は
原発稼働による電力発電は0状態です。
他の電力発電方法で、十分代替が可能なんですよね。


事故が起こった時に、何も出来ず
ただ放射能を垂れ流すことしか出来ない
原発稼働については、私は稼働させる意味があるのかと常々思っています。
せめて、事故が収束できる技術を持ってから稼働を検討するべきです。

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