売上激減のマクドナルドが大リストラ敢行!日本の店舗も200店舗近くを閉店へ!
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様々な食の安全に関する不祥事によって、売上が激減して苦境に立たされている
マクドナルドですが、とうとう売上減に伴う影響が報道され始めています。
マクドナルド 131店舗閉鎖、100人早期退職実施へ
「1億人」。これは異物混入問題などで窮地に陥った日本マクドナルド、お客さんの数が、この3年間でこんなにも減ってしまったということなんです。こうした急激なマクドナルド離れは2期連続の赤字を招き、131店舗の閉鎖も決まりました。
16日、会見に臨んだ日本マクドナルドのカサノバ社長。苦渋のリストラ策を発表しました。
「我々はできることは全てやる。食品の安全と品質を高め続ける」(日本マクドナルドHD カサノバ社長)
今年の業績見通しが過去最悪の最終赤字となるため、131店舗を閉鎖するほか、社員の15%にあたる100人の早期退職を実施するというのです。
マクドナルドの仕入先の中国の工場では去年、期限切れの鶏肉を使用していたことが発覚。
さらに、今年に入り、人の歯やビニール片などが混入したとの指摘が相次ぎました。
2年前には年間16億人だった客は1億人以上減り、“マクドナルド離れ”が鮮明となっています。
大きく売上を落としたマクドナルドは、遂に根本的な経営についての大なたを振るう羽目に陥っています。
日本国内のマクドナルドの、現在の店舗数は約3100店舗ほどだそうですが、その中でのこの閉店店舗数は大きいです。
上記引用記事では、131店舗とありますが、実際はフランチャイズ契約満了店舗があり計190店舗になるそうです。
マクドナルドについては、ちょっと前に起こった不祥事よりも前にも
定期的に、事故のような報告は報道されておりましたが、それまでは何とかやっていけてました。
しかし、今回はいよいよ明確に消費者がマクドナルドの対応・経営についてNoを突きつけはじめており
マクドナルドは、まず悪いイメージの払拭を図らないと、今後の業績回復は厳しいのだと思います。
昔は、ハンバーガーのチェーン店としては、安かろう悪かろうの部分もあったのですが
その分、値段という点で、他のハンバーガーチェーンとは違う点で強みが有りました。
しかし、このところのマクドナルドは値段も上がっていますし、味も余り良くない。
その上、食材の産地も安全性が低いなど、いいところがまるでありません。
今回の売上減はなるべくしてなった結果であり、マクドナルドに同情的な見方をする人は少ないでしょう。
同じハンバーガーチェーンなら、少しだけ金額を追加すればモスバーガーなどで食べるほうが
余程経済的だと思いますし、ファミレスチェーンでも、同じ値段を出せば
もう少し満足の行く食事が出来るとあれば、マクドナルドを選ぶ理由は少なくなります。
また、これから数々のアメリカ発のバーガーチェーンが日本出店を目論んでおり
判明しているだけでも、日本初上陸になるバーガーチェーンが複数出ています。
今までは、勢いと安さでそこそこやれてきたマクドナルドですが
今回業績回復のために打ち出してきた対策が、リストラや店舗閉店という状況であることが色々とおかしいと思います。
外食チェーンなのですから、まずはもっと消費者が安全に食べられるとか、食の部分の改善にもっと重点を置くべきだと私は思うのですがどうでしょうか。