急激な円安による物価上昇に歯止めがかからず!日用品・食料品の値上げ宣言が相次ぐ!


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ここのところ、極端に円安に触れている日本円ですが
その円安の影響が、各メーカーの材料費・輸送費などのコスト増加による
各種既成品値上げという形で、庶民にツケが回ってきています。

円安値上げ、即席麺や冷凍食品など1000品目

 食品メーカー各社は来年1月以降、即席麺や冷凍食品、アイスクリームなどの値上げに踏み切る。各社の5日までの発表では対象は計約千品目に上る。1ドル=120円台と約7年4カ月ぶりの円安水準となり、肉や魚介類、乳製品などの輸入食材や包装材の価格上昇を企業努力で吸収するのは難しいと判断した。

 年明けから幅広い品目の値上げが家計を直撃するのは避けられず、生活防衛の意識が一段と強まりそうだ。アベノミクスは輸出企業の業績改善を後押ししたが、円安を原因とする中小企業の倒産が増え始めており、負の側面が目立ってきた。このまま円安が進めば景気回復の遅れにつながる恐れがある。


安くて、とりあえず腹の足しになるカップラーメンや冷凍食品といった食品が
相次いで値上げするという宣言が各メーカーから相次いでおり
この値上げが、庶民の家計を直撃するのは避けられません。


メーカー側も、値上げをしない努力をしているはずですが
もはや、コストの面から値上げ已む無しと言った状況であり
メーカーも生き残るためには、仕方ない値上であると言えます。


先日、実質賃金指数が16ヶ月連続で減少している話も取り上げましたが
こういった日用品・食料品が上がれば、更に実質賃金は体感的に下がるのが必至です。
上記の記事では、景気回復の遅れなど暢気に書いてありますが、事態は深刻です。


FXをやったことがある人ならご存知かと思いますが
通常、ドル円という通貨ペアについては、他の通貨ペアと比べて
動きが非常にゆったりとしていて、大きな変動が少ない初心者向けのペアなのですが
ここのところの円安誘導によって、1ヶ月で10円以上円安に触れるなど大きな変動を相次いで記録しております。


今現在、国内のガソリン価格などは原油の暴落が起きているため
極端な円安に触れても、ガソリンはそこまで値上がりしていませんが
今後、原油が元の金額まで戻すことがあれば、ガソリン価格も暴騰するでしょう。


反動の原油価格戻しがあれば、更に原油を使った様々なコストが
メーカー・企業にのしかかることとなり、今は原油の価格はせめて
暴落を続けていてくれと祈るばかりです。


円安とは、要は円が刷られすぎて円の価値が対外的に下がっていることを意味します。
先日のムーディーズの格下げ報道などと相まって、今後ますます
日本円売りが、投資家の間で加速する恐れがあります。


アベノミクスのために、半ば強引に作られた現在の円安ですが
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しというものです。
更に円安が加速し、1ドル130円台とかになれば破綻する家庭も増えることでしょう。


12月14日の選挙は、何としてもこの流れを断ち切るような結果を出す必要があります。
有権者の方は、自分の大切な一票を自分の決めた候補者に投票してほしいと切に願います。

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