4月の景気悪化が顕著に。消費税増税の影響大!


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消費税増税後、初となる景気の判断をする
各種統計が発表され、過去に比べて
最悪の数値を記録する統計もあるなど、かなり悲惨な結果が出ているようです。

4月の景気悪化が凄まじいことに!リーマンショックを超える減少幅!経常黒字76%減、百貨店12%減、マンション39%減、実質賃金3.1%下落

政府が4月の各種統計を発表しましたが、いずれも消費税増税の影響でかつて無いほど酷いことになっています。4月の小売売上高は過去14年間で最大の減少幅で、リーマンショックを超える事態になりました。また、4月の経常収支も前年度比76.1%減の1874億円です。
細かい分野別では、マンション発売戸数が前年同月比39.6%減、実質消費支出が前年比4.6%減、スーパー売上高が5.4%減、百貨店売上高が12%減、ビール類出荷21%減、実質賃金3.1%下落と発表されました。


駆け込み需要などと言われ、3月がそこそこ景気が良かった分の反動がやはり、如実に現れてきました。
この反動減が、すぐに戻るのか、それともこのまま続くのかが気になるところですが
今年の景気の様子をみて来年の10%増税を決める向きもありますから、これから消費は抑えられる可能性もあります。


消費マインドの冷え込みは、普段の生活でもかなり意識できるものとなっておりまして
自分は、不要なものをオークションで販売しておりますが
明らかに増税以降は、落札の勢いが無いと感じています。


しかし、内閣府が調査して統計を出している景気ウォッチャーの予想では
今回の落ち込みは限定的でありこれからは、反動に対する反動で
また景気はある程度持ち直すのではないかとの予測も出ています。

5月景気ウオッチャー調査は上昇に転じる、家計関連戻り早く

[東京 9日 ロイター] – 内閣府が9日に発表した5月の景気ウオッチャー調査では、消費増税の反動減が和らぎ、DIは小売り関連やサービスなどを中心に上昇に転じた。先行きもボーナスへの期待感もあり4月に続き上昇となった。

景気の現状判断DIは45.1で前月比3.5ポイント上昇し、2カ月ぶりの上昇となった。横ばいを示す50の水準は2カ月連続で下回った。企業動向関連が低下、雇用関連と家計動向関連が上昇した。


景気ウォッチャーは、毎月内閣府が百貨店・スーパーマーケット・コンビニエンスストアなどの
小売店や、タクシー運転手、レジャー業界など景気に敏感な職種の人々にインタビューをし
調査結果を集計・分析した上、景気動向の指標として発表しているものです。


持ち直すとの判断が、出ているのは俄には信じられませんが
来年の消費税増税への布石と考えられるのは
穿ち過ぎな見方でしょうか?


いずれにせよ、5月6月の結果が発表されると
景気の先行きが見えてくるかとは思いますが
少なくとも、個人的には全く景気について良くなっているとは感じられません。
皆様はどう感じられているでしょうか?

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