美味しんぼバッシングに、専門家が反論!鼻血と放射能に因果関係はある!
スポンサードリンク
首相までも巻き込んで、連日大騒ぎになっている
美味しんぼの鼻血騒動に、放射能と鼻血は因果関係があると
主張する専門家が現れ、議論が紛糾しています。
美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」 専門家ら反論会見
人気漫画「美味しんぼ」で東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発などが描かれたことをめぐり、専門家や健康被害を訴える当事者が23日、国会内で記者会見を開いた。政府や福島県が「風評被害を助長する」などとして事故と鼻血の関連を否定していることに対し、「因果関係は否定できない」と反論した。
当ブログの立ち位置としては
鼻血と、放射能は何かしらの因果関係があると考えているブログであり
このような反論が出てきたことは何も驚くことでは有りません。
ただ、鼻血問題で大騒ぎになっていることについても
放射能の被害の矮小化と言った感じもしておりまして
なんとなく、連日の大騒ぎには違和感を持っている次第でも有ります。
以前、このブログで触れましたが、鼻血などはあくまで
放射能の被害の1つと考えられているモノに過ぎず
他の人体への影響を考えると、まだまだ浅い症状だと思っています。
28年前、ウクライナ(当時はソビエト連邦)で起こったチェルノブイリ原発事故。
そのチェルノブイリ、また周辺地域で起きている異変・変化を見ると
鼻血などは、本当に微細な問題に過ぎないと思います。
そのウクライナの現状を、とても詳細にまとめておられる
ブログがございましたので、紹介させて頂きます。
必見!チェルノブイリ・28年目の子どもたち 体育の時間に突然死する子供が増えた ☆追記あり☆
過酷原発事故という点では、福島よりもずっと前に起こっている
チェルノブイリ原発事故。そのチェルノブイリから140km離れた
コロステンという場所の、住人の身体症状について
また、国が定めた放射能の基準値、どのような保障が行われているかなど
本当にわかりやすく、詳しくまとめられています。
どこかを抜粋するとかではなく、全体的に重要なことばかり
書かれている記事ですので、ぜひ原発関連・放射能関連の
情報を集めたい人は全文読むことをオススメします。
時間がない、または上手く見ることができないという人に要点をまとめますと
コロステンでは、事故後に生まれてきた子供が
かなりの高確率で、体調異変や疾患を抱えているということ。
健康診断の結果から、授業の体育を行うことに配慮が必要な準備グループや
免除、特別グループを含めるとその確率は、3/4程度であり、生まれてきた子供の多くは
何かしらの病気・疾患抱えているという衝撃的な状況になっている現実があるということです。
健康な子供は、1/4程度しかいないとのことです。
そして、そのコロステンの住人が浴びた放射線量は
25年間の累積で、15~25ミリシーベルト。
現在、日本の基準は年間20ミリシーベルトまでOKです。
コロステンの25年間の基準が、日本では1年間で浴びても良い基準になっています。
もはや狂気的としか言いようがありません。
コロステンでは、被災したと認定された住人に対しては
医薬品が無料になり、保養や学校給食も無料になるのだそうです。
また、現在ウクライナでは、ガンに限らず消化器疾患・呼吸器系疾患など
50を超える症状を、チェルノブイリ障害として認定しているということです。
つまり、今はまだ鼻血ぐらいで大騒ぎになっている日本ですが
更なる健康被害が、国民を襲う可能性は、チェルノブイリの前例からでは
非常に高いということなのです。
そして現在、チェルノブイリは石棺化という状態で
完全にコンクリートで固めた状態になっています。
(しかし、耐用年数が30年であり、その都度作業をし直す必要があります)
しかし、そのような作業を施しても
事故後の現地ではなお、障害に苦しむ人が居るという現実があるということです。
現在、放射能も汚染水もまだまだ垂れ流しで、挙句燃料がメルトスルー(容器の底を破って、燃料が地下に貫通してしまった状態)しているとされる福島第一原発が、日本に及ぼす影響がどうなるかは、もはや誰もわからないことなのです。
チェルノブイリでの石棺化に携わった作業員を
リクビダートルと現地の言葉で読んでいますが
そのリクビダートルとして携わった人を追ったドキュメンタリーが
ネット上にはあり、詳しく見ることができます。
犠牲者ー事故処理作業者(リクビダートル)の知ら… 投稿者 egg_rice
犠牲者ー事故処理作業者(リクビダートル)の知ら… 投稿者 Yurusan
放射能と人体の関連については、何度も書いてきている通り
未知数なところがたくさんありますが、起こっている事実は事実です。
この事実からは目を背けてはならないのだと思います。