美味しんぼにより旅館のキャンセルが相次ぐ!→そんな話は確認が取れていません


スポンサードリンク


連日異常とも言える、バッシングに遭っている
マンガの美味しんぼですが、マスコミによる大規模な
デマが広められた可能性があるとネットで話題になっています。


まずは、元のニュース動画を御覧ください。
公式の動画ですが、もしかするといつの間にか消されるかもしれません。

http://youtu.be/KTnXYB52uDE

美味しんぼの影響により、福島県内のホテルで
団体の宿泊客などからキャンセルが相次ぎ
地元の関係者が怒っているという話です。


これらのニュースは各社マスコミで報道されていたようで
美味しんぼのバッシングを加速させていたものでした。

「福島の温泉地で宿泊キャンセル」報道 「美味しんぼ騒動」風評被害が出始めた?

保護者の反対で学生数百名の団体客がキャンセル?

2014年5月13日、福島テレビ(FTV)のニュース番組「FTVスーパーニュース」で、福島市の人気観光地・飯坂温泉が取り上げられた。

飯坂温泉のある旅館で、県外の学校の団体客数百名が、宿泊をキャンセルしたという。「美味しんぼ」の表現を気にした保護者からの反対が理由だそうだ。この他にも騒動の影響とみられるキャンセルが10件ほど確認されていると報じた。

福島民報のオンライン版でも5月14日、福島市のある温泉旅館で関東の家族客1組から「美味しんぼのニュースを見て不安になった」として、高校生の25~30人の団体客からも保護者の不安を理由に宿泊キャンセルがあったとの記事が掲載された。

ネット上では「無責任な表現で、生活の糧を奪おうとする雁屋氏と小学館の責任は大きい」「連載中止でも許されない」など、「美味しんぼ」非難の声が上がっている。


しかし、実際に旅館などに事実確認をしたところ
キャンセルについては、殆ど影響がないという
事実が出てきているようなのです。

福島の温泉旅館にキャンセル 美味しんぼ問題、影響か

小学館の漫画「美味(おい)しんぼ」の鼻血描写問題を受け、福島市の飯坂温泉観光協会は14日から、加盟旅館にキャンセルなどの被害調査を始めた。
 同協会によると同日現在、数人で来訪予定だった1件のキャンセルがあったという。同協会は16日まで調査を継続し、実態把握に努める方針。
 同協会は取材に「問題が波及し、キャンセルが広がることを懸念している」とした。協会加盟の旅館の多くは「問題があっても、予約もあるしキャンセルもある。いつも通りで変わっていない」としている。また、同市の土湯温泉観光協会によると、土湯温泉の旅館で14日現在、2件のキャンセルがあった。大人数が宿泊する大口のキャンセルはなかったという。
 同協会の関係者は「(大口のキャンセルが出るなど)今後はどうなるのか分からない」と不安を口にした。


両方共記事は風評被害についての内容になっているわけですが
実際に、文面から受ける印象は全然違います。(J-CASTニュースは、他メディアの記事の記載を載せているだけでは有り、引用文後に影響は少ないともの話を掲載しています)


さて、どちらの話が「事実」なのでしょうか?
実際に、組合の旅館などに電話をして状況を確認しているといった方が
ツイッターでつぶやきを載せており、どうにもキャンセルが相次いでいる話が
それこそ「風評」のような状態であるようです。


飯坂温泉の数百人キャンセルはデマだったの?


事実はおそらく闇の中に行くでしょうが
これが、もしテレビ局側の「デマ」であったとしたら…。
恐ろしい話です。


美味しんぼへの過剰なバッシングもそうですが
結局、事実は歪められて、我々の元に届くまでに
事実とは大きくかけ離れた内容になっていくと。
まるで、伝言ゲームのようですね。


福島の一件については、情報の裏を読み取る能力など
色々試される内容になっているように個人的には思います。
私も情報発信をしている側として、こういった情報は慎重に扱わなければならないと、改めて思います。

スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ