牛乳は身体に良い?悪い?新潟・三条市の試みが賛否両論!


スポンサードリンク


「ご飯と牛乳は合わないから給食の牛乳廃止」? 新潟県・三条市の決定に賛否両論


私の地元新潟県の、三条市にて面白い試みが始まろうとしています。
日本本来の食文化である米食文化に合わないとの理由で
学校給食の牛乳を2014年の12月から2015年の3月まで廃止しようというのです。


元々、米どころ新潟ということもあって
三条市と言うのは、2008年から給食を全て
米飯に切り替えているのですね。


米飯給食に牛乳はいらない?賛否


「食育」に力を入れる同市では、2008年から主食をすべてご飯にする“完全米飯給食”を導入。「お米を中心にした和食が日本人の体にも心にも一番合う」ことを理由として、パンや麺を主食から外し、給食での汁物は味噌汁と徹底している。


食の教育である、「食育」が叫ばれて久しいですが
このような取り組みを新潟の三条市が行っているのは
今回の件で知りましたね。


牛乳撤廃について、ネット上では意外にも反響が大きいようで
ツイッターなどでは、牛乳必要・不要論の
侃々諤々な意見が取り交わされていると言います。


個人的には、生で牛乳を飲むのは後味が苦手で
どんな時でも最初に一気飲み(ぬるいと最悪)していた人間なので
今の自分が三条市の小学生だったら、飛び上がって喜びそうです(笑)
お米に牛乳は確かに合わない!(あくまで個人的にです)


さて、今回の賛否両論については牛乳の身体に良いか悪いか
と言った観点から、ネットでの意見に火がついているような気がします。
牛乳は、日本人に不足しがちなカルシウムを手軽に補える食品ということで
長らく、身体にいい説が常識とされていましたが
最近では、身体に却って良くないという説も多く見られます。


そこで、GOOGLE先生にて2つのワードで
ヒット数を比べてみました。(検索数は常に一定では有りません)


牛乳 身体に良い  407,000 件
牛乳 身体に悪い 359,000 件


というわけで、案外検索ヒット数は均衡しています。
もっと身体に良いが多くヒットするかと思いましたが…。


しかし、内容をよく見てみると、身体に良いと言われてきたが実は…
と言ったサイトが上位に検索表示されており、今は牛乳身体に良い説の
詳しい統計サイトなどが上位に来ていないようです。


その中で身体に良い説は、やはりカルシウムなどを始め
栄養価が高い食品であるというところが一番の主張されているところですね。


しかし、現在日本で主流の紙パック牛乳などですが
流通に出して商品にする際に、色々と処理が加えられており
そのほとんどが、非常に杜撰で栄養価を考えない処理がされていると言います。
その処理方法と問題点を詳しくまとめたサイトがあります。


【1分間健康法】 牛乳って身体に良いの?

ポイント1 ホモジナイズ(ホモゲナイズ)処理

一番問題のある処理。
この処理によって、牛乳に含まれる栄養素や酵素が破壊され、ただ身体に悪いだけの白い液体になります。

ホモジナイズは、牛乳の分子を均一にし、脂肪分の遊離(牛乳に脂肪の塊が浮くこと)を防ぐために行われる処理のことで、見栄えの問題やクレームの手間を減らす為だけにやっていることです。
消費者の身体の事を考えているわけではありません。

牛乳を愛飲されている方は、絶対にノンホモ牛乳を買うようにしてください。
ホモジナイズ処理されている牛乳は、もはや牛乳ではありません。

格言:「ホモジナイズ処理された牛乳は、犬も飲まない」

ポイント2 高温殺菌処理

この処理を行うことで、脂肪がトランス化し、先程と同じように栄養素や酵素が破壊されます。
とくに、この処理のせいで酵素は完全に死滅し、飲んでも意味のない白い液体になります。

高温殺菌とは具体的にどんな処理かと言うと、120度~200度の高温で3秒間程熱を加え、ウィルスやバクテリアなどの雑菌を死滅させます。
考えれば分かりますが、ウィルスやバクテリアが死ぬほどの熱を加えれば、他のものも死にます。

これに対して、最近では「低温殺菌処理」を施した牛乳が主流となっているはずです。
65度の熱で、30分ほどかけて殺菌したもの。
これならば、栄養素や酵素も20%程度は残っているでしょう。

しかし、それでも脂肪酸のトランス化は免れられないと思います。
熱を加えてから消費者の手に届くまで最低でも数時間はかかると思うので。

格言:「高温殺菌処理された牛乳は、子牛も飲まない」
(上記サイトより引用)



これらの殺菌処理の問題点については、昔漫画の美味しんぼなどでも
触れられていた記憶があります。
紙パックの牛乳の殺菌方法を見るとわかりますが、大体のメーカー品は
高温殺菌処理(120℃ 3秒)をしていると、パッケージに明記されています。
美味しく飲む方法は搾りたてを飲むことだそうですが、まぁ普通は無理ですね。


身体に良い説を集めようかと思ったら
なんだか悪い話になってしまいましたが
実際に最近、声が大きいのは身体に悪い説のほうです。


身体に悪い説は、複数の説が挙げられており
一つ一つ書き出しているとキリがありませんが
代表的なのは、上記サイトのポイント3にもあります
乳糖不耐生かもしれません。

ポイント3 乳糖不耐性

実はこれが一番問題なのかもしれません。
日本人の90%程度は、幼児期が終わるとラクターゼ(乳糖分解酵素)が殆ど生成されなくなります。ラクターゼが少ない人は、牛乳を飲んでもお腹を下すだけなので、飲まないほうがいいでしょう。

ラクターゼを配合した牛乳、というか粉ミルクみたいなものもあるみたいですが、そこまでして牛乳を飲む必要もないですよね(笑)

格言:「乳糖不耐性の人は、牛乳を飲まない」
http://ameblo.jp/haruyu310/entry-10359282869.htmlより引用。



また、癌細胞を劇的に促進する
たんぱく質が含まれているとの
外国での研究結果もあります。


癌細胞を劇的に促進する牛乳たんぱく(カゼイン)(マクガバン報告上巻より


このように、健康に対して賛否両論な牛乳ですが
結局は、全ての食物が須らく栄養もあり、またデメリットもあると
いうことを考えれば、飲みたい人は飲めばいいし
飲みたくない人は飲まなければいいという身も蓋もない結論が
個人的には出てしまいました(笑)


牛乳は苦手ですが、コーヒー牛乳にしたり
他のヨーグルトやチーズなどの乳製品は好きなので
自分はあまり気にせず摂取したいかとは思います。


最後に、日本の乳牛はこのように作られているのですよと
乳牛の飼育現場を追ったドキュメント動画がYoutubeにあります。



映像に目を覆ってしまいたくなるような現状が映っていますが
これが現在の日本の乳牛酪農の現状なのでしょう。
最後に牛乳不要論的な立ち位置の動画を貼ってしまいますが
色々と考えていただける一助になればと思います。

スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ