1リットル当たり2億3千万ベクレルの汚染水が100t漏洩。


スポンサードリンク


安倍晋三首相曰く
アンダー・コントロールされている福島第一原発ですが
また、とんでも無い発表が東電からされています。


福島第1原発、高濃度の汚染水100トン漏れる(北海道新聞)


今回の濃度はとてつもないものであり
1リットル当たり2億3千万ベクレルの濃度の汚染水が100トン漏洩ということは
23兆ベクレルの汚染水が漏洩ということになります。


福島第一原発の汚染水は
処理することも出来ず、毎日増える一方のため
原発の敷地内には汚染水で満たされたタンクが所狭しと並んでいるのですね。


今回の漏洩についてもやはり、予期せぬ事故だったとの発表ですが
個人的には、汚染水をどうすることも出来ないので
意図的に漏洩させているのではないかと邪推してしまいます。


今年の3月で、東日本大震災から
3年が経過し、4年目に入るわけですが
汚染水などの問題が収束する気配は一向に見えません。


今回の、2億3千万ベクレルの汚染水には
放射性ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が
多く含まれているとのことです。


ストロンチウムとは、カルシウムに似た性質を持つ放射性物質であり
化合物であり水溶性であるという特色から
魚などの海洋生物は汚染されやすいものです。


特にストロンチウム90という物質が
人間の身体に取り込まれると、一部は排出されるものの
大部分は骨の無機質部分に取り込まれ、人間の体内で放射能を出し続けます。


ストロンチウム90が別の放射性同位体になるための
半減期は、物理的半減期が29.1年。
生物学的半減期は50年、実効半減期は18年という長さ。


つまり、半減期の間までの18年間は体内を攻撃し続け
骨細胞にダメージを与え続けるというわけです。


また、ストロンチウムがベータ崩壊し
イットリウム90という物質に壊変する時
228万電子ボルトというベータ線を放出します。


しかも、汚染水は今もまだ増え続け
場合によっては漏れ続けているため
ストロンチウム90の摂取は、汚染された食物を食べ続ける以上続きます。


これだけの大量の放射性物質を漏洩させてしまった今は
確実に太平洋が汚染されているというシミュレーションが出ており
10年ほど、太平洋全域が放射能で汚染されるという予測も出ています。


生きる以上、毎日の食生活は必要になってきますが
既に、太平洋全般の海産物を食べることについては
ある程度の覚悟を持って食べることをしないとダメでしょう。


今現在の日本は、壮大な人体実験をしている最中であると
個人的には思っています。


これから、健康面で現れる不調などについては
まず、放射能起因を疑ってみるのが最初だと個人的に思いますが
放射脳などと言われる単語が幅を利かせている当たり
リアルでいうと狂人扱いされてしまうのでしょうね…。

スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ