ペヤングが全商品を自主回収!再開には一ヶ月以上か。


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購入した消費者が、麺の中にゴキブリの死骸が入っていたと
ツイッターで写真をあげて、呟いたことから炎上したカップ焼きそばのペヤングを販売する
まるか食品は、全24種の商品すべてを回収し、生産ラインの徹底見直しをすることを発表しました。


異物混入に関する調査結果と商品販売休止のご案内

ゴキブリが混入していたため「ペヤング」全商品販売停止、工場も生産停止&一部ペヤングは自主回収

12月3日(水)のGIGAZINEヘッドラインニュースで取り上げたように、ペヤングの中にゴキブリが入っていたという写真がTwitterにて公開されていた件について、ついにペヤング製造元である「まるか食品」の公式サイトからは商品などへのリンクがすべて消え、「異物混入に関する調査結果と商品販売休止のご案内」だけとなり、全商品販売停止・工場生産停止・自主回収が告知されました。


人が口にするもので、たった一度の失態(リンク先では小さな虫の報告は過去何度かあった模様)で
商品全回収で、製造も暫く中止とは、個人的には随分厳しいなと思います。


ただ、実際に食べるものではあるのでゴキブリ入りの焼きそばにあたってしまった人の
気持ちも全く理解できないというわけではないです。


それでも、一度の問題から全てが回収され、見直しを余儀なくされるのは
個人的には、何か歪な構造を感じてしまうのは否めません。
食べたい人は食べればいいし、信頼ができなくなった人は買わなければ良い。
そんな単純な話で終わることは、やはり無理なのでしょうか。


今まで販売してきた、何千万食と言った数の中の一つ(恐らくは幾つかあるでしょうが)が
問題があっただけで、殆どの問題の無い商品が回収されて廃棄されてしまう…
随分ともったいない話でもあると思います。


今回の件を受けて、全ての消費者がペヤングを買わなくなるかといえば
そうでもない話でもあると思います。


ペヤングの味が好きで、自分が問題なければ食べ続ける人も居るでしょうし
逆に金輪際食べたくない人は、商品を選ばなければ良い…
そんな風に考えてしまう自分が居ます。


もっとも、食品関連と言うのはどういった過程で製造されているのかは
消費者は分かりません、消費者が見せられるのは完成品のみですから。


そう言った意味では信頼を得られなくなったペヤングが糾弾されるのも
ある意味仕方ないのかな…自分で書いていて何がなんだかわからなくなってきました。


ツイッターに写真をあげて呟いた、今回の被害者も
ここまで、大事になるとは思わなかったかもしれません。
つくづく、あっという間に情報が良くも悪くも拡散してしまう今の時代は恐ろしいなと思います。


私も、過去某ファーストフードの調理場や、スーパーの食品売り場で
従業員をしていたこともあります。虫の混入を防ぐのは企業も努力はしているはずですが
やはり、100%安全となると難しいですね。最近は、過剰なサービスを要求されているようにも感じます。


今回の件は、ゴキブリの混入もそうですが、その後の対応にもまずさがあったようではあり
まるか食品もその辺りの対応を見誤った、今後の参考になる事件になったと言えるかもしれません。


逆に、消費者の行動如何でも1つの企業の命運を分けることもあるわけです。
消費者側も、情報の取り扱いや表現の仕方には注意を払う必要はあると思います。


余談ですが、ペヤングは主に本州の北~東日本で売っている商品で
西日本では圧倒的に取り扱いが少なく、知名度は東日本と西日本で大きく違っています。
(今回の件で、全国の人が知ることにはなったでしょうが)


北海道では、マルちゃんこと東洋水産が似たようなパッケージで
やきそば弁当というカップ焼きそばを提供しており
こちらは、スープ付きという焼きそばバゴーンのような商品になっています。


食品関係の問題は関心が高く、今後のペヤングについては
これからの徹底調査の結果次第になるのではないかと思います。
個人的にペヤングは時折無性に食べたくなるものでしたので、復活に期待したいところです。

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