差別的弾幕のJ1浦和に無観客試合の裁定が決定へ。


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浦和レッズ「JAPANESE ONLY」問題、1試合無観客試合の処分 レッズは横断幕禁止を発表


今月3月8日に、埼玉スタジアムで行われた
浦和レッズ 対 サガン鳥栖のカードで
浦和レッズの入場ゲートに「JAPANESE ONLY」と
弾幕が掲げられ、問題になっていた事件の裁定が本日発表されました。


上の記事にある通り、浦和レッズは次回ホームの23日の試合にて
1人も観客を入れないで試合を行う、無観客試合という
1993年にJ1始まって以来初となる処分をくだされました。


さらなる暫くの措置として
レッズサポーターは、ホーム・アウェイ問わず
弾幕や旗などといった装飾類の掲出を禁止するとの発表もしています。


いちサッカーファンとしては、日本で
このような事件が起こってしまったのは
非常に残念としか言いようがありません。


サポーターは、クラブを応援し影で支える
12番めの選手という意味合いもあるのですから
軽率な行動は控えて欲しかったです。


日本は殆ど日本民族で構成される
単一民族国家に近いので、あまりピンと来ないでしょうが
これは、人種問題で絶えず闘争があった国からすれば
とんでもなく軽率で愚かな行為です。


浦和サポーターがどのような意図で
「JAPANESE ONLY」の横断幕を掲出したかは
当事者以外にはわからないでしょう。


日本人だけで構成された
浦和イレブンを鼓舞する理由で
あえて、このような横断幕を出したという話も聞かれます。


しかし、どのような意図があったとは言え
その昔は、白人専用で「WHITE ONLY」といった差別的な用語があったように
一見人種差別にしか見えない、この言葉を掲出するのは絶対に辞めるべきでした。


掲出者が、人種差別とは別の意図があったとしても
その意図を説明することはいちいち出来ないのですから
今回の軽率な行動の批判については、もはや誰も擁護しようがありません。


李下に冠を正さずということばがあるように
疑わしき事は、余計なトラブルを避けるためにも
絶対にやってはいけないことなのです。


国際サッカー連盟FIFAは、ヨーロッパなどで選手間や
サポーターなどからされる人種差別について
非常に問題視しており、人種差別については厳しく当たることを
既に全世界のサッカーリーグなどで態度で表しています。


その一例が、NHKの今回のニュースにて挙げられていますが
非常に厳しい処分が、人種差別行為をした側に下されています。


FIFAは、クロアチア代表のディフェンダーの選手が、去年11月に行われたワールドカップヨーロッパ予選のプレーオフのアイスランド戦で、試合後にサポーターに向かって民族主義を助長するような差別的な行動をしたとして、公式戦10試合の出場停止と罰金の処分を出しました。
処分はことし6月のワールドカップブラジル大会から適用され、この選手はワールドカップに出場できなくなりました。
またイタリア1部リーグは、去年12月に行われたリーグ戦のインテル対ミランの試合で、インテルのサポーターがミランの選手に対し差別的な掛け声などをしたとして、インテルサポーターが陣取るスタジアムの一角を1試合閉鎖する処分を出しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140313/k10015943251000.htmlより引用


Jの20年以上の歴史の中で、初の異例の事件であり
日本という国全体が、何か歪なグローバリズムに
傾倒してきたとも感じられる、不気味な事件だと個人的には感じています。


中国や韓国を声高に非難する人が増えたと感じられる昨今の日本ですが
その非難している人間が、非難されるような行動をしていることが
なんとも同じ穴のムジナ状態とでも言いますか…。
個人的にとても気分が悪いニュースとなってしまっています。

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