浦和-清水戦でJ史上初の無観客試合開催!会場は異様な雰囲気に!


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以前の日記でも触れました、浦和レッズのサポーターによる
JAPANESE ONLY弾幕による制裁である浦和-清水戦の
無観客試合が23日、埼玉スタジアムで開催されました。


通常、双方のチームのサポーターで賑わう
サッカーの試合も、無観客試合となればそういう訳には行きません。


居るのは、試合をするための選手と審判。
そして、試合を伝えるマスコミ各社のカメラ。
映像をテレビで見ましたが、やはり異様な雰囲気でしたね。


普段、スタジアムでの選手の指示と言うのは
サポーターの声援にかき消され、観客は聴くことが出来ませんが
無観客試合だと、そのような声も良く聴こえます。


試合というよりは、何か練習の延長線上のような…
そんな感じを受ける試合になっていました。


浦和レッズが本拠地としている埼玉スタジアムは
熱狂的なサポーターが試合の度に、スタンドを埋め尽くすので
今回の無観客試合は自業自得とは言え、選手やサポーターはかなり応えたではないのでしょうか。
そして、清水の選手とサポーターはとばっちりもいいところですね。


今回の無観客試合は、日本では初めての事であり
選手たちも相当戸惑っていたようです。


空のスタンド、異様な光景=浦和、差別撲滅を宣言―J1浦和無観客試合


選手紹介や入場曲などの演出は一切なし。試合は静かに始まり、響くのは互いに指示を送る声や、審判の笛の音だけ。浦和のDF槙野は「事前にイメージはしたが、想像以上。起こったことへの(観客の)反応がないのは難しかった」と振り返る。好プレーへの歓声や、惜しいプレーをした後のため息はスポーツとは不可分だったことを痛感させられた。 (上記記事より引用)



スタジアムの周りでは、一般人の立ち入りを禁止する
警備員が物々しく警備をしていたという話もあり
今回の制裁に関しては、J側も本気だと思いました。


声援なきスタジアム 異様なムード 浦和-清水

埼玉スタジアム周辺は正午から午後7時まで立ち入りが禁止され、約230人の警備員やスタッフが配置された。周辺道路には青い柵が設置され、一部通行も制限された。(上記記事より引用)



今回の件は、J云々の制裁と言うよりは
人種差別を徹底的に撲滅宣言する事を宣言している
FIFAに対する日本側の差別問題の捉え方を示すものでも有り
事態は、国内のリーグだけに留まらないことを念頭に入れる必要があります。


ちなみに、国内のJ1では初の無観客試合となりますが
日本が、過去サッカーの試合で無観客試合に関わったものとして
2005年にW杯予選時に、北朝鮮と対戦する時に行われたものがあります。


これは、日本戦の前の平壌で開催されたイラン戦で、北朝鮮サポーターが
審判の判定に腹を立て、フーリガン行為をスタジアムで働いたため
制裁という形で下されたものであり、この時は日本でも北朝鮮でもない
第三国のバンコクにて無観客試合が執り行われました。


今回、日本のJがその人種差別の当事者となってしまったことは
選手もクラブもサポーターも各々事実を受け止めて
考えていくべき問題なのだと個人的に思います。

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