STAP細胞より小保方さん?マスコミの報道姿勢に思う。


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先日、STAP細胞を発表し
一躍、時の人となった小保方晴子さんですが
日本のマスコミの反応と海外のマスコミの反応があまりにも違うと
一部で話題になっていたので、取り上げてみます。


今回、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの
小保方晴子さんが主導した、STAP細胞(STAPとはstimulus triggered acquisition of pluripotencyの略で、刺激惹起性多能性獲得という意味)が
どれだけ画期的な発見であるかをメインに据えた報道が海外でなされたのに対し
日本のマスコミでは、小保方さんが着ているかっぽう着だとか
つけているアクセサリですとか、リケジョと呼ばれる理系女子であるとか
そんなところを話題にしていたのが、全く正反対で印象的でした。


つまり、世紀の発見よりも
小保方さんの人柄とか、つけているものとかに主眼が置かれているように感じられるのです。
ちなみに、今日はこんなニュースも出ていました。


小保方晴子さん会見で着用リング 問い合わせ殺到


久々の明るいニュースなので、こういった報道を全くするなという訳でもないのですが
このような主眼の記事が目につくほど掲載されているとなると
この国のマスメディアとは一体何なのだろうかと
首をかしげざるを得ません。


私は、バリバリの文系人間なので
今回のSTAP細胞が、どれだけ画期的な発見かわかりません。
私のような人間に、わかりやすく噛み砕いて解説してくれるのが
通常のメディアだと思うのですが、小保方さんの周囲ばかりがピックアップされ
完全にSTAP細胞はおざなりな扱いであったと感じています。


特に印象的だったのが、NHKの夜のニュース番組
「ニュース9」までもが、STAP細胞より
かっぽう着、リケジョ、挙句の果てにはかっぽう着を着ている人が多い
巣鴨のご年配の女性にインタビューをしていたり…。
まぁ、ひどい有様でした。
国営放送のお固いイメージがあるNHKも
最近では、民放臭くなってきている状態がずっと続いていますね。


今回の異例とも言える報道の過熱っぷりに
当の小保方さん本人も困惑を抱いているようで
本人から直接のメッセージで、報道に対する姿勢にやんわりと釘を刺しています。


http://www.cdb.riken.jp/crp/news2014.1.31_2.html


30代の女性の研究者というのが、一般的に珍しいものということはわかりますが
本人から、このような声明が出ている以上は
周りは必要以上に騒がず、彼女の研究の行く末を
見守っていくのが最善なのだと思います。
暫くしたら落ち着くものではあるでしょうが、本人の意向に関わらず小保方さんは当分時の人となりそうです。

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