マスコミの放射能関連報道に、環境省・福島医科大がクレームを入れる!


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環境省と福島医科大が報道ステーションの甲状腺がん報道にクレーム!環境省「誤解が生ずる恐れ。原発事故によるものとは考えにくい」


これはいわゆる


問うに言わず、語るに落ちる


というものではないでしょうか。
なんともはや…。


先日、東日本大震災の節目の3月11日に
テレビ朝日系の報道ステーションで流された
福島の原発特集が話題になっていました。


臭いものに蓋とばかりに、原発関連の報道を
事故後、意図的に隠蔽してきたかのように思える
日本の報道ですが、先日の報道ステーションの内容は
高く評価もされていました(もっとも、一時的に終わってしまう気もするのですが)


そんな報道ステーションの報道に対して
環境省と福島医科大がクレームを付けたというのです。


つい先月、世界の報道自由度ランキングで
59位と先進国の中ではものすごく順位を下げた
日本の報道姿勢ですが、こんな圧力があるなら
さもありなんというところでしょうか。


報道の自由度ランキング、日本また順位下げる 特定秘密保護法などが原因

国際的なジャーナリストの団体「国境なき記者団」が2月12日に発表した「世界報道の自由度ランキング 2014」で、日本は59位となり、2013年の53位から更に順位を下げた。アジアの中では、台湾(50位)、韓国(57位)を下回り、全体を5段階に分けたうちの上から3番めとなる「顕著な問題」に転落した。特定秘密保護法の成立や、福島第一原発に関する情報の透明さが欠ける点などが響いた。



さて、今回の報道ステーションの報道の妥当性については
私は番組を見ていない(地デジが自分の部屋にないのですよ(笑)
のですが、主に小児甲状腺がんについて放送されていたようです。
以下のサイトに概要のテキスト書き起こしがあります。


3/11 #報道ステーション 書き起こし


いろいろなサイトを見て情報を集めると
小児甲状腺ガンと言うのは、今までは
100万人に2~3人しか発症しないまれな病気という認識だったのですが
福島は、現在確定が上記書き起こしにもあるように27万人で33人という
従来の割合からすると、多発しているという状況なのです。


子どもの甲状腺がん33人=前回から8人増-福島県


また、確定33人の他に疑いがある人数も42人おり
今までの割合数字の定説から見ると
非常に危険な数字であるように素人目でも思えます。


このような未曾有の状況に陥りつつある
福島の現状を報道して、このような圧力めいた
クレームがかかることに、恐怖を感じざるを得ません。


チェルノブイリ原発事故では、原発事故から
4~5年経った後、その影響が目に見えて出始め
その後、事故の収束のための損失などで国が疲弊し
ソビエト連邦の崩壊まで最終的には発展しました。


〔☆☆☆ 脱原発NEWS〕 ゴルバチョフ氏 「国際環境裁判所」の創設を! 「フクイチ」を念頭にルモンド紙インタビューで提言 企業経営者と国家指導者(東電経営者? 日本政府の責任者?)を裁く ゴルバチョフ氏、「脱原発」も明言


実はゴルバチョフ氏は2006年4月の「チェルノブイリ」20周年の際、旧ソ連の崩壊の真の原因はペレストロイカではなく「チェルノブイリ」だと告白していた。→http://www.gorby.ru/en/presscenter/publication/show_25057/



放射能の影響かどうかなのはともかく
今、福島で起きている異常を報道したことを躍起になって
潰しにかかってくる現状、やはりその手の人たちも
放射能の影響を暗に恐れていることがよく分かる
出来事なのではないかと、個人的に思います。

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