テレ朝の報道に自民党が圧力をかけていたことが判明!テレ朝・自民党共に事実を認める!
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昨年、アベノミクスに関する報道でテレビ朝日系の報道番組
「報道ステーション」に自民党が、公平中立の報道をするよう文書で求めていたと報じられましたが
テレビ朝日側も自民党側も、この文書の送付についての事実を認めました。
【速報】自民党が報ステに「圧力文書」を送付していたことが明らかに
自民党がテレビ朝日「報道ステーション」に対して報道圧力とも受け取れる文書を送付していたことが明らかになった。
これは昨年、「報道ステーション」がアベノミクスの効果について「日本全体には波及していない」とする報道を行ったことに対して、放送の数日後に自民党が文書で公平中立な報道を行うよう申し入れをしたものだ。
この件について、自民党、テレビ朝日双方ともに、ノーボーダーの取材に対して、文書のやり取りがあった事実関係を認めた。
自民党は、報道圧力ではないかとの問いに対して、「アベノミクスについて、客観的なデータをお知らせしたもので圧力とは考えておりません」と回答、一方、テレビ朝日は「文書を受領したことは事実ですが、番組では日ごろから公平公正を旨としており、特定の個人・団体からの意見に左右されることはありません」とコメントしている。
今のマスゴミと呼ばれている日本のマスコミは、非常に情けない限りであるのは間違いないのですが
そのマスコミにこのような文書を送るということについては、言語道断であると思います。
アベノミクスに対する見解を述べただけで、公平中立を求めるとはどれだけ傲慢なのかと思います。
アベノミクスの全てが失敗とは、私も断じませんが
各種GDP数値ですとか、非正規雇用の増加ですとか、小売の売上がずっと減少しているとか
数値の上でも、景気回復と言うのは思った以上に進んでいない…むしろ極端な円安で物価が上がっているにも関わらず
給料は下がっているという、最悪のスタグフレーションに陥りつつあるのが現在の日本です。
報道ステーションの報道については、その負の面を報道したものに過ぎません。
そういった面からみれば、必ずしもアベノミクスが成功したとは言える人は少ないと思うのですが
そのことを報じただけで、プラスの面も報道しろ、公平中立であるようにと言われる訳です。
これが圧力ではないと言ったら、何が圧力になるのでしょうか。
大企業のプラスの面ばかりをもし報道したら、こんなことは絶対に言わないはずですよね。
そもそも、報道に於いて、あからさまな間違いなどは訂正してしかるべきですが
このように人によって感じ方の違う事象に於いては、そもそも公平中立など無いはずです。
立場が違う時点で、既に公平ではないのですから。
アベノミクスで、大企業などは利益を上げているところもあるのは事実で
そういった企業からすれば、アベノミクスを評価するでしょうが
株価が上がっても、給料が上がらない、むしろ徐々に下がっている現状の
大多数の庶民はアベノミクスの恩恵を全く感じないことでしょう。
大企業が景気が良くても、景気の良さを享受できる人間が少なければ
一般的には、やはり評価は全体的に負の方向に向かうのは当たり前です。
立場が違えば、評価も違ってくるわけで、そんな事象に公平中立を求めるということは
要は、俺達に不利になるような報道はするな。したらどうなるかわかっているな?
と言った圧力になっているわけで、これではマスコミ側も自由な報道は出来なくなるということです。
解釈次第でどうとでも取られることは、マスコミ側からすれば恐怖以外の何者でもなく
自民党のゴキゲンを伺いながらの報道を余儀なくされるのです。
時の権力者にお伺いを立てて作られた報道番組の、どこが公平中立というのでしょうか。
ことばにすれば、響き良く聴こえる公平中立ということばですが
大体、人の思想など何かしら偏っているものです。
思想の幅をある程度認め、その中で議論しより良い状況を目指していく事が
公平ということであり、少なくとも、意見を押し付けて別の意見を封殺しようとすることを
公平中立とは呼んでほしくないと強く思います。