ダイオウグソクムシ追悼動画を3万8千人が視聴!今日も日本は平和です。


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今月14日に、絶食して5年以上経っていた、三重県鳥羽水族館の
ダイオウグソクムシNo.1
死亡したとのニュースが流れました。


その、ダイオウグソクムシを追悼する動画が
主に話題になっていたニコニコ動画にて18日夜に流され
動画を視聴した人の数が、3万8千人を超えたとのことです。


また、鳥羽水族館のツイッターなどには
追悼のコメントが6000件以上寄せられたそうで
ネット動画視聴ユーザーからの生前の人気の高さを伺わせました。


海の神秘である深海生物ブームの火付け役ともいわれた
No.1については、絶食日数5年と43日(1869日)。
延べ飼育日数は6年158日(2350日)とのこと。


No.1は意図的に食事を与えなかったとのことではなく
自らの意志で絶食をしていたようで
飼育員もどのようにすればいいのか分からない困り者であったと言います。


2009年にアジ一匹50グラムを与えてから
2014年の2月14日まで一度も餌を食べなかったNo.1
今回の死亡は、餌を与えようとしたところ食べなかったところから発覚したようです。


ダイオウグソクムシは、餌を食べる前の重量が
1040グラムだったそうですが、死亡した後量ったところ
1060グラムと、何故か体重が少しだけ増えていたとのことです。


ここまで来ると生命の神秘に驚嘆してしまいますね。


鳥羽水族館での解剖の結果では、今まで解剖してきた
個体の中では一番状態が良かったと思われるとのことで
死因はもしかすると、餓死ではないかもしれないとのことです。


深海の掃除屋といわれるダイオウグソクムシですが
飢餓に強いといわれるものの、このNo.1の絶食記録については
同個体の中でも、特に驚くべき値のようです。


同水族館で、2013年2月から飼育がはじめられ
4ヶ月絶食した後に、死亡したNo.9という個体は
4ヶ月の絶食に関わらず、解剖した時に未消化の餌が残っていたとのことです。


等脚類と呼ばれる、ダンゴムシやフナムシなどの仲間では
世界最大の大きさと言われるダイオウグソクムシですが
深海生物とあって、まだまだ生態には未知のところがあるようです。


今回死亡した、No.1については
鳥羽水族館にて、死体が冷凍保存される予定であるとのこと。
今後、死因などについて研究の行われる予定だそうです。


なお、ダイオウグソクムシのグッズは鳥羽水族館での
グッズ売上No.1を誇っているそうで
ネット民の意外なモノへの食いつきはバカに出来ないものとなっています。


ちなみに、ニコニコ動画では
また新たな深海生物・ゴエモンコシオリエビの動画を
72時間連続で22日から放送予定だそうです。
日本は平和ですねぇ…(笑)



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