ニンテンドー3DSでシアトリズムドラゴンクエストの発売が決定!


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たまには緩い話題でも←


スクウェア・エニックスよりニンテンドー3DSのソフトとして
シアトリズムドラゴンクエストが発売決定したことが
スクウェア・エニックス公式サイトにて発表されています!


http://www.jp.square-enix.com/tdq/


シアトリズムシリーズは、元々スクウェア・エニックスのスクウェアの方の
看板ソフトであった、ファイナルファンタジーが2012年にシリーズ25周年の
メモリアルイヤーを迎えたことによって発売されたシアトリズムファイナルファンタジーが元祖です。


シリーズの代表的作曲家である、植松伸夫氏の数々の名曲をシリーズから選りすぐり
音ゲーとして、簡単なRPG要素も含めながら初心者でも遊びやすい作品となっており
新旧両方のファンから支持された作品です。


人気の証左として、今年には続編のシアトリズムファイナルファンタジーカーテンコールが
発売されており、ゲームと音楽の重要性をファンに改めて知らしめた作品でした。


スクウェア・エニックスは、和ゲーで様々なRPGを発売してきたメーカーであり
シアトリズムファイナルファンタジーの成功から、ファンからは同社が持つ
様々なシリーズRPGのシアトリズムシリーズの新展開が熱望されていました。


そう言った背景もあり、今回のシアトリズムドラゴンクエストの発表は
ゲームファンへのインパクトは若干少ないかと思いますが
逆を言えば、こちらも出してくれたかとファン歓喜のニュースにもなるかと思います。


さて、ドラゴンクエストシリーズの作曲担当といえば
言わずと知れたすぎやまこういち氏。
シリーズ全ての音楽をすぎやまこういち氏が手がけています。


元々、すぎやまこういち氏はテレビマンの仕事をしており
歌謡曲や、TVドラマの劇伴などを、ドラゴンクエストに関わる前から
作曲をしており、一定の知名度がありました。


なぜ、そんなすぎやま氏がドラゴンクエストに関わったかと言いますと
すぎやま氏は、実は知る人ぞ知るゲーム狂であったのです。

DQクリエイターズ 音楽界の巨匠 すぎやまこういち

フジテレビにも在籍していたことのあるすぎやま氏は、
ザ・ヒットパレードや新春かくし芸大会などのヒット番組を企画。
その後作曲家になってからも、”亜麻色の髪の乙女”、”学生街の喫茶店”、”恋のフーガ”などのヒット曲を生み出しました。
“帰ってきたウルトラマン”のオープニング曲や、東京競馬場・中央競馬場のファンファーレなども、 すぎやま氏の作曲です。

このように、音楽業界で大活躍中のすぎやま氏でしたが、意外にも熱狂的なゲーマーなのです。
ビデオゲームはもちろんのこと、麻雀や花札といったテーブルゲーム、ラスベガスでのギャンブルなど、
その守備範囲は非常に広いです。
当時、日本では横浜にしかなかったビンゴ(ピンボール風のゲーム)をやるために夜中車を走らせ、
ガソリン代の元を取るまで遊んでいたという逸話がある程です。


余談ですが、日本バックギャモン協会の名誉会長もすぎやまこういち氏が務めています。
バックギャモンは世界最古のボードゲームの一つとされているゲームです。
ルールなどは、こちらの日本公式サイトでどうぞ。


そんなすぎやま氏がドラゴンクエストに関わったきっかけは、実はすぎやま氏本人ではなく
すぎやま氏の奥さんに、そのきっかけがあります。


エニックスから販売されていた将棋ゲームのアンケートを
すぎやま氏が書いて、家に放置してあったのを見つけた奥さんが
アンケートをエニックスに送ったのです。


その帰ってきたアンケートに仰天したのが、当のエニックス社員。
最初は、子供のイタズラかとも思ったようですが、すぎやま氏本人のアンケートと知ってびっくり。
それが縁で、すぎやま氏はドラクエを制作していたディベロッパーのチュンソフトの中村光一氏と意気投合し
中村氏が音楽制作をすぎやま氏にお願いしたという逸話が残っています。

DQクリエイターズ 音楽界の巨匠 すぎやまこういち

すぎやま氏がエニックスと繋がりができたのは、一通のアンケートハガキでした。
森田和郎の将棋のアンケートハガキを書いたものの、
わざわざ投函するのも面倒で机の上に放っておいたところ、奥さんが勝手に投函しており、
それがエニックス社員の目に留まったのがきっかけです。
エニックス社員は、すぎやまこういちとひらがなで名前が記入されていたので、小学生かと思ったとのこと。
すぎやま氏の本名は、漢字で椙山浩一と書くのですが、
まさやまと読まれたり、杉山と誤記されることが頻繁にあり、
間違えられないようにひらがなにしているのです。

ドラゴンクエストは、当初開発スタッフが曲を作っていたのですが、
デキが非常に悪く、このまま発売するわけにはいかないということで、
すぎやま氏に依頼されることになったのです。

中略

チュンソフトは、中村光一氏を中心に学生時代からの友人が集まってできた会社であり、
ドラゴンクエストも、そういった気心の知れた仲間達で作られていました。
しかし、そこへ急遽他所者のすぎやま氏がやってきたことで、最初はみんなが難色を示していました。
特に中村氏は、「片手間で適当に曲を作られては困る」
「すぎやまこういちのような有名な作曲家が真面目にゲーム音楽を作ってくれるわけがない」と猛反発。
ところが、話をするうちにすぎやま氏も熱狂的なゲームファンであることがわかり、態度が軟化。
更に、すぎやま氏が上記のビンゴについてのエピソードを話すと、
同じくビンゴのファンだった中村氏は、すぎやま氏を尊敬の眼差しで見るようになったのでした。
中村氏は、すぎやま氏なら真剣にゲーム音楽を作ってもらえると感じ、改めて作曲をお願いするのでした。


今や、ゲームをやったことがない、興味が無い人でも一度は聴いたことがあると思われる
ドラゴンクエストのメインテーマである序曲(最初のシリーズにちなんで、ロトのテーマという別名もあります)は
なんと、トイレで5分で作った曲であると言われており、すぎやま氏の才能に脱帽するばかりです。



作曲自体は5分だそうですが、当のすぎやま氏は
5分と54年の人生があったからこそ、生まれた作品だと語っているとのことです。


このように、数々の名曲が生まれてきたドラゴンクエストのシアトリズムということもあって
久々に個人的にテンションが上がっています。今後の続報から目が離せません。
続報が出るまでの間は、この曲が収録されるかなと、過去の名曲に個人的に思いを馳せたいと思います。

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