風評被害払拭に福島県が若い力による風評対策提案事業を立案。立命館大学からふくしま定食が選定へ。


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福島県が風評被害対策の一環として
立案している、若い力による風評対策提案事業の内容と
選定されたプロジェクトの内容が酷いと注目が集まっています。

ふくしまから はじめよう。若い力による風評対策提案事業

震災から3年、福島県は “2011.3.11” を忘れません。
そして福島、東北、東日本を応援してくれている“皆様の力への感謝”も決して忘れません。
しかし復興や農林水産物の信頼回復には時間がかかります。
そのため福島県は、県の “農林水産物の風評払拭” につながる活動をしている皆さんに対し、その熱い想いを支援し全国に向けて一緒にPRをしていく委託支援事業「ふくしまから はじめよう。若い力による風評対策提案事業」を立ち上げました。
選定された団体には、活動資金上限800万円を委託し、年間を通じ福島の農林水産物の風評払拭につながる活動及び情報発信をしていただきたいと思います。
皆様の新しいアイディアや若い力、継続する力でふくしまの農林水産物を盛り上げていただけましたら幸いです。



<風評被害(実害)払拭>立命館大学「ふくしま定食」が選定されました。(選定1団体800万円×9団体=7200万円)

風評払拭へ若者アイデア審査会
NHK福島県のニュース 06月01日 08時31分

福島県産の農作物や魚介類などの風評被害の払拭に向けて、
若者たちが県の事業への採用を目指してアイデアを競いあう催しが福島市で行われました。
これは福島県が風評被害を払拭するためのアイデアを若者から募集していたもので、
全国の57の団体から応募がありました。

31日は書類審査で選ばれた15の団体がそれぞれのアイデアを発表しました。
このうち立命館大学の3人は大学の食堂で福島県産の食材を使った「ふくしま定食」をポイント付きで提供し、
ポイントがたまった人には、福島の食材を親などに逆に「仕送り」できるというアイデアを発表しました。
ほかにも、
▼福島のコメを使ったライスバーガーの販売や、
▼県内のご当地ヒーローがグルメバトルを繰り広げて、特産品をPRするなどの
ユニークなアイデアが次々に披露されました。

審査の結果、9つのアイデアが採用されることが発表され
来年2月までの間、県が委託契約を結び、事業を行うことになりました。
事業に採用された立命館大学の男子学生は
「若い力を全面に押し出してがんばっていきたいです」と話していました。
審査委員長を務めた福島県農林水産部の谷井彰次長は、
「選ばれた事業はどれも福島の魅力を生かしたものばかりでした。
これからは福島の魅力の発信に向けてがんばってほしいです」と話していました。

(管理人注:元記事のNHKの記事は既に削除されている模様)


この国は確実に狂ってしまったようです。
食べて応援を、若い人間に無理やりさせるということですね。
福島県産の全てが危ないとは私も断言はしませんが
これからの国を背負う若者に、リスクを負わせるというやり方は
正直感心しません。


また、風評被害払拭の団体に活動資金800万を委託とありますが
この800万の使い途はもっと別のところに回したほうが良いと思います
まず、福島県民の為に使うのが筋じゃないでしょうか?


当ブログでは、何度も書いてきたように
既に福島の被害は風評でもなんでもなく実害が出ていると
何度も書いてきています。
未だに風評被害ということば自体が出ることが、まずあり得ません。


そして、未だに放射能が垂れ流されている原発近くで生産された農産物を
あろうことか、逆仕送りなどと言って更に拡散させようとすると。
あまりにも倫理観が欠如した行為に、思わずため息が出てしまいます。


もっとも、このような意見は原発推進派、または福島風評被害派にしたら
血が通っていない意見とか言われてしまうのでしょうね…。
別に、食べて応援をすると言うのは構いませんが
実際に被曝回避に努めている人が、白い目で見られるような事をするのは
本当にやめて頂きたいと切に願う次第です。

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