日本初の金メダルは羽生!採点方法について続き。


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日本時間15日未明に行われた、男子フィギュアのフリーで
前日SPにて、首位に立っていた羽生結弦
見事、そのまま1位を守り、ソチオリンピックでは
日本に初の金メダルをもたらしました!


これは、男子フィギュア界では初の金メダルとなり
日本のスポーツ界に名を残す偉業の一つとなるわけですね。
平野もスノーボードで日本に初のメダルをもたらした訳ですが
何事も先駆者というのは、後世に名を残していくのでしょうね。
改めて、羽生選手はおめでとうございます。


さて、昨日の日記では主にフィギュアの採点の
主に技術点について触れた訳ですが
昨日の日記で紹介しきれなかった、今度は構成点について
今日の日記では触れてみましょう。


まず、構成点ですが
フィギュアスケートのプログラム全体を通して判断される5つの項目による合計点
とのことで、5つの項目というところからファイブコンポーネンツなどとも呼ばれます。


それでは、まず5つの要素がどういったものかというと


・スケート技術(Skating Skills) 略称:SS
・要素のつなぎ(Transitions/Linking Footwork) 略称:TR
・動作/身のこなし(Performance/Execution) 略称:PE
・振り付け/構成(Choreography/Composition) 略称:CH
・曲の解釈(Interpretation) 略称:IN


と、なります。
これらの、採点は満点が各項目10点満点と決められており、0.25点刻みで点数をレフリーがつけていきます。
上限が無い技術点とは違って、満点が存在するということになります。
なお、上記は今回のシングルでの競技での要素であり
アイスダンスでは、また項目が若干違うそうです。


レフリーの採点結果が出る流れも、ややこしく


まずは、9人のレフリーで構成点の採点を行い、そこから抽選で、2人のレフリーを除外。

その後7人のレフリー結果で、最上点と最低点を付けた二人のレフリーを除外。

最終的に残った5人のレフリーの平均点を、それぞれの構成点にある係数を掛けて合算します。


これで、ようやく構成点の点数が算出されます。
なお、係数はそれぞれの項目と、SPとフリー、男女シングル、ペアでも
細かく係数が違ってくるそうです。


評価内容としては、まずスケート技術が、プログラム全体でのスケーティングの質。
要素のつなぎが、エレメンツの間でのステップや身のこなしなどのつなぎの動作。
動作/身のこなしが、音楽に合った身体の動きをしているかどうか。
振り付け/構成が調和のとれたプログラムになっているか。
曲の解釈が、音楽を理解し、それに合った表現や動きがされているか。


と言った、内容であり、これはなかなか判定する方も骨が折れそうな
ジャッジ内容となっています。


構成点の説明だけでもだいぶ長くなってしまいました。
明日は最後に、減点とフィギュアスケートが抱える採点の問題点などについて
まとめてみるとします。

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