2014年、今年の漢字が発表!選ばれた漢字は?
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日本漢字能力検定協会が、毎年公募しております
その一年の世相を表した、漢字一字の発表が行われ
「税」という漢字が、2014年の漢字に選ばれました。
「今年の漢字」は「税」
ことし1年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、消費税の増税が話題になったことなどを理由に「税」という字が選ばれました。
「今年の漢字」は、京都に本部がある日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字一文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。ことしは16万通余りの応募の中から「税」という字が選ばれました。
協会によりますと、消費税率が引き上げられたことや、税金の有効な使い方を決める側の国会議員や県議会議員の“政治とカネ”の問題が数多く取り上げられるなど、税金について考えさせられる出来事が多かったことを理由に挙げています。
選考理由は納得ですが、世相を表すものとしては余り嬉しくない漢字に今年はなってしまいました。
発表される経済指標は、このブログでも定期的に話題にしていたように
前年や過去の数字から見て、減少の幅を多数の指標で見せていましたし
GDPも5年ぶりのマイナス成長になる可能性が高いとあります。
8%の弊害が、如何に多くの庶民に影響を与えたかの証左かと思いますが
当の政治側は、この結果を見ても対して姿勢を崩すことはないのでしょうね。
ちなみに、2位以降の漢字が2位は「熱」、3位は「嘘」。
4~10位は「災」「雪」「泣」「噴」「増」「偽」「妖」と続いた。
嘘というのは気になりますね。
佐村河内守のゴースト作曲家問題や、小保方STAP細胞問題
更には安倍晋三首相が公約などを次々に反故にしたと言ったのが選ばれた理由でしょう。
妖は妖怪ウォッチの大ブームというところからでしょうね。
漢字自体は妖しいですが、内容としては明るい話です(笑)
この今年の漢字については、実は結構歴史が浅く
最初に行われるようになったのが、1995年のことです。
今年は20回目です。
歴代の選ばれた漢字を見てみると、その年の大きな出来事がおぼろげながらも
わかるようになっており、今年2014年は後に漢字を見て
大変暗い年だったと回想されるのは間違いないことでしょう。
今年の漢字は「税」/歴代一覧
歴代の「今年の漢字」は以下の通り。
95年「震」 阪神大震災、地下鉄サリンなど列島が揺れた
96年「食」 O157による集団食中毒が日本各地で多発
97年「倒」 山一証券など大手企業や銀行が連鎖的に倒産
98年「毒」 和歌山毒物カレー事件。環境ホルモンが問題に
99年「末」 ノストラダムスの予言に代表される世紀末なので
00年「金」 シドニー五輪での日本代表のメダルラッシュ
01年「戦」 「9・11」米同時テロ。米のアフガン侵攻
02年「帰」 北朝鮮に拉致された日本人が日本に帰国した
03年「虎」 阪神の18年ぶりリーグ優勝で近畿圏の景気↑
04年「災」 新潟県中越地震の発生。福井県の集中豪雨被害
05年「愛」 愛知県で愛・地球博。各界の「あいちゃん」活躍
06年「命」 悠仁親王の誕生。小中学生の自殺も多発した
07年「偽」 食品表示偽装が次々と。年金記録問題も発覚
08年「変」 米オバマ次期大統領の「チェンジ」、株価暴落
09年「新」 自民党から民主党に政権交代、新制度も出た
10年「暑」 各地で記録的な猛暑。チリの鉱山落盤事故も
11年「絆」 東日本大震災などで、家族や仲間の大切さを再度確認
12年「金」 五輪でのメダルラッシュ、金環日食、消費税増税論議など
13年「輪」 20年東京五輪決定。相次ぐ自然災害にも支援の輪など
来年の漢字は、明るいものになってもらいたいですね。