夏の甲子園。大会史上初、北信越代表5校が初戦を突破!


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8月11日から、熱戦が繰り広げられている毎年恒例・夏の全国高校野球大会ですが
本日、長野代表の佐久長聖が山梨代表の東海大甲府に勝ち
1都道府県1代表制になった1978年以来、初めて北信越5県(新潟・石川・福井・富山・長野)が
初戦を突破するという記録が生まれました。

北信越の全5校が初戦突破、そろっては初 高校野球

第1試合で佐久長聖(長野)が東海大甲府(山梨)を破り、これで北信越地区(新潟、長野、富山、石川、福井の各県)から出場している5校が、すべて初戦を突破した。1県1代表校制(北海道と東京は2校)が定着した第60回大会(1978年)以降、初めてだ。


今年で第96回を迎える、非常に歴史の長い
夏の全国高校野球大会ですが、今まで一度も
北信越5県が初戦を揃って突破したことがなかったのですね。
なんだか、感無量であります(ご存知の通り、私は新潟県民)


北信越の高校野球は、今まで単発で強い代表が出ることがありましたが
5県揃ってと言うのは、まず無かった状況で、主に新潟代表が
足を引っ張っていたような気がします(汗)


新潟代表は、つい最近まで夏の甲子園の勝率が全国最下位(今は45位)でしたし
春の選抜も入れるとなれば、未だに新潟は全国最下位の勝率です。


そんな新潟も、2009年の日本文理の準優勝(9回裏ツーアウトから6点差を1点差まで迫った試合です)
以降はだいぶ、力がついてきたように思います。
2009年以降は、夏の甲子園で10勝挙げていますので。


昔は、新潟以外も富山や石川(今回代表の星稜は松井秀喜の母校では有りますが)も
そこまで、高校野球が強い県ではなく福井・長野も常連校以外はイマイチでありましたが
その頃から比べるとだいぶ強くなったなと思います。


昔から、高校野球を見ていますが、新潟代表は投手力はともかく
とにかく打てないことが敗因のことが多かったですから
最近の文理などは、その弱点を補強しているなという気がしています。


元々、新潟などは北国で雪国と言うイメージが強く
冬場の練習などが、関東や関西以西に比べて
ハンデを負ってしまうという地理的要因が強かったように思います。


しかし、最近は練習場の設備なども整い
冬場の練習などもハンデが少なくなっています。


また、最近の新潟は日本文理か新潟明訓、たまに中越と言った感じで
強豪校が固定されてきており、こうなってくると過去の他の地方の
強豪校のような貫禄がついてきて、有力選手も集まりやすくなると思います。


特に風向きが変わったなと思ったのは、やはり2009年の文理準優勝以降であり
恐らく、今まで新潟県の野球が弱すぎて、中学の頃の実力選手は
野球留学で他の県の強豪校に行っていたのですが、それが県内の
文理に集まるようになったのではないかとも個人的に分析しています。


あとはハードオフエコスタジアムという
今までの決勝の舞台、鳥屋野球場よりも断然良い
専用スタジアムが出来たのも大きいのではないかと思っています。
やはり、全国大会の甲子園のような聖地が県内に出来たのは大きいと思っています。


あと、新潟は全国でも有数の平均身長が高い県であり
体格が良い選手も、他の地域よりも多いのではないかと推測しています。
特に高校生ですと、成長期真っ盛りで伸び盛り。練習で体格ががっしりしてくると
バッティングや投球でのパワーも出てくると思います。


今年の日本文理の選手も、登録選手18人中13人が新潟県内の選手。
2009年ほどとは行かないかも知れませんが、今後の活躍に期待です。
北信越全体で甲子園に旋風を巻き起こすことももちろん期待しています。
決勝が北信越の高校同士の対戦だったら面白いですね。

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