電磁波が精子に影響を及ぼす？イギリスの研究者が発表。

今、先進国で出生率が全体的に下がっている
少子化社会が進んでいる例が多いとのことですが（日本はそうですね）
その原因がスマートフォンなどの携帯電話が発する電磁波のせいで
男性の精子の質が低下しているからではないか？と言った
研究結果が、イギリスの研究者により発表されているとのことです。

男性はスマホや携帯を前ポケットに入れないほうがいい。なぜなら…

男性たちは、スマートフォンや携帯を前ポケットに入れるべきか、考えてみたほうがいいかもしれない。

イギリスのエクセター大学の研究者たちが中心となって、これまでに実施された既存研究10件のメタ分析を行なったところ、携帯電話が出す電磁波にさらされると、精液サンプルの精子の「質」が、わずかながらも着実に低下するらしいことが明らかになったのだ。

携帯電話が発する電磁波と、現実に起きている出生率低下の間の相関は明らかになっていないものの、世界的に原因不明の精子数減少が報告されており、今回の発見はその解明の糸口となるかもしれない。

精子の質を評価する際には通常、次の3つの基準が組み合わされる。「運動率」は正常に泳ぐことができる精子の割合を、「生存率」は採取サンプル内で生き残っている精子の割合を、「濃度」は精液の濃さを示す。

フィオナ・マシューズ博士がメタ分析を行なった複数の研究は、総サンプル数が1492個にのぼり、その種類は、精子サンプルを用いた実験研究と、人間の観察研究の両方だった。

博士は、両タイプの研究において、携帯電話が発する高周波の電磁波への曝露が、精子の運動率では平均8.1％、精子の生存率では平均9.1％の減少と相関していることを発見した。精子濃度との関係はそれよりも不明瞭で、研究者が結果をどう分析するかによって差が出た。単純な分析では、精子濃度は減少することが示唆されるが、より詳細な分析では、有意差が見られないことが示されるという。

記事は長いので、全部は引用しませんが
電磁波が、何かしら男性の精子に影響を与えるのではないか？
今後、その影響をもっと詳しく調べて行くべきであるとの結論がでています。


電磁波について、過去当ブログでは携帯の電磁波の話題を取り上げた時に
世界では、その人体への影響を懸念している国家もあることを
話題にさせても頂きましたが、もし電磁波が有為に男性の精子に
悪影響を及ぼすようであれば、ますます電磁波の危険性が重要視される事があるかもしれません。


さて、電磁波を使った身近なものといえば
携帯電話の他にも、電子レンジなども例に挙げられるかと思います。


手軽に短時間で、食品を温めることが出来る電子レンジですが
電子レンジは、加熱の過程で栄養素などが壊れてしまうということで、栄養学的にいえば
問題が多い、調理器具ということは結構知られている事実だと思います。

電子レンジの恐ろしさ

「５０代からの健康革命（松田麻美子著）」より

●電子レンジの恐ろしさ(1)

電子レンジは栄養も健康も破壊する。

電子レンジは便利ですが､あなたの健康を破壊してしまう、この世で最も危険な調理器具です｡

電子レンジのことを英語で「マイクロウエーブオーブン」と言いますが､マイクロウエーブとは超短波で低ﾚﾍﾞﾙの放射線のことです｡

電子レンジは、電磁波がその振動によって摩擦を起こし、熱を作り出す調理器具です。

扉や密封材から半径２０ｍにわたり放射線が漏れ出しているばかりか､食品に含まれる栄養を大量に破壊し､人体を内側からも外側からも細胞レベルで傷つけます。

その累積的な影響が､血液の質の低下（ヘモグロビン値の現象､白 血球の数の上昇など)､免疫力の低下､ガン細胞形成､脳神経障害､ホルモンバランスの崩壊、コレステロール値の上昇ほか､さまざまな形で健康を脅かしてゆきます｡

（管理人注：以下、これ以外の弊害にも詳しく記載有り）

現代人の生活には、もはや欠かせないものとなっている電子レンジですが
その昔、ロシアなどでは電子レンジの使用が禁止されていた時代もあったそうです。


我々の身近に案外ある電磁波を使用した製品や機械は多くありますが
今のところ、まだ電磁波を有害なものと確定付ける根拠は乏しいと言えるでしょう。


ただ、将来的な影響が考えられると言った研究結果は軽視も出来ないものだと思います。
出来るだけ、回避できるものは回避するというスタンスで
実生活をしていくのが肝要なのかもしれません。