まさに悪夢!W杯でブラジルが歴史的惨敗を喫す大波乱!


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2014年のW杯もいよいよ佳境に入りましたが
開催国で、一般的にはサッカー王国とも言われるブラジルが
ドイツに1-7で敗れるという大波乱が起きています。

ブラジル 1-7 ドイツ:歴史的惨敗でブラジル国民奈落の底

 ホスト国ブラジルが前半で5失点。うち4点は6分間で立て続けに失い、ワールドカップ史上稀に見る惨敗を喫した。

 ミロスラフ・クローゼが、ロナウド(ブラジル)を追い抜きワールドカップ通算最多得点記録を達成している。

 一体誰がこのような結末を予想しただろうか。


通常、開催国というのは、いわゆるホームアドバンテージというものがあり
ジャッジや、プレー環境などが開催国には有利に働きます。


ブラジルでは過去、1950年に開かれた第4回開催のホスト国だったことがありますが
その際は、決勝戦でウルグアイに敗北を喫し、ホームでの優勝を逃しています。


今回のW杯は、1950年の結果を超える優勝を得るという期待が
ブラジル国内では高かったわけですが、まさかの大惨敗に
ブラジル国民はもちろん、世界中のサッカーファンに衝撃を与えています。


この試合では、前試合で大会全体でも最も注目される選手の1人であった
ネイマールが、コロンビアのDFによって骨折させられ出場不能になっていましたが
その影響がモロに出たというところでしょうか。


しかし、上記記事ではネイマールと言うよりは累積警告で
出場が出来なかった、主将チアーゴ・シウヴァの欠場が大きかったとも書いてあります。


ドイツは前半時間帯の、わずか6分の間に4点を入れたという
守備の崩壊が、ブラジルの歴史的惨敗を招いたと言えます。
改めて世界レベルのサッカーとその怖さを思い知らされた形です。


今回のW杯では、華々しい大会の裏でブラジル国内では
貧困問題からW杯自体の開催をしている場合ではないと
デモがあったことも報道されています。

ワールドカップ目前、ブラジルでデモ 警察が催涙ガス発射

[ブラジリア 27日 ロイター] – サッカーのワールドカップ(W杯)開幕を来月に控えるブラジルで27日、同大会の開催に反対する国民がデモ行進を行い、警察が鎮圧のため催涙ガスを使用する事態となった。

ブラジルの首都ブラジリアでは、1000人以上ものグループがマネ・ガリンシャ・スタジアムに向けてデモ行進。W杯ブラジル大会開催にあたり、建築費が最高額となった同スタジアムでは、国際サッカー連盟(FIFA)W杯トロフィーの展示会が行われる予定だったが、これを受けて中止に。スタジアムは閉鎖された。

デモ隊はW杯に向けたスタジアム建設の費用が高すぎ、不動産価格の高騰により低所得層が住居を失ったと主張。デモ行進には弓矢を持った先住民も参加した。


ブラジルは、サッカー王国というステレオタイプが先行していますが
ブラジル国内のサッカーの扱いについては、以下になるほどと思う記述がありました。

先入観の危うさ ブラジル国民は本当にサッカー好きか?

■いつもの先入観にがっかり

 ブラジルのサッカー人口は約1320万人といわれる。「サッカー王国」といえど、競技人口は全体の7%に過ぎず、サッカー途上国・米国と比べてもかなり少ない(米国のサッカー人口は2000万人超といわれ世界有数)。そんなデータからも、サッカーという遊戯にのめり込んでいる国民が限られていることが分かる。

中略

 ブラジル人だからサッカーの試合に熱狂し、サッカーがうまいというのは、どうやら「日本人は着物で生活している」という外国人が抱きがちな日本人観と似ている。ただし先入観や風評は一度、浸透してしまうと、一掃するのに時間と労力がかかるのは洋の東西を問わないようだ。


考えてみれば当たり前のことではあるのですが
どうにも先入観というものは、非常に強いものであるようです。


当然、ブラジル国民でも貧困問題を二の次にして
誘致されたW杯の開催を快く思わない人も多数いるということで
今回の惨敗をきっかけに、ブラジル国内で暴動に近いことが起きているようです。

バス放火・略奪…ブラジル大敗に「恥ずかしい」

決勝戦が予定されているリオデジャネイロでは、有名観光地コパカバーナ海岸に設置されたファンフェスタ会場にサポーター約3万人が集結、ブラジルの決勝戦進出へ声援を送ったが、思いも寄らぬ試合展開に悲鳴が上がった。地元テレビなどによると、サンパウロとクリチバでは、運行中のバスを止めて放火する事件が少なくとも7件発生。サンパウロではバス会社の車庫のバス約20台も放火されたほか、家電・家具販売店では、商品の略奪も起きた。


大衆の関心を、政治に向けさせない3S政策なる概念もあったと思いますが
もし、本当に3S政策が存在するのであれば、今回のブラジル大敗は
その政策に於いては大失敗ということになるのでしょうね。


いずれにせよ、今回の大敗はサッカーに少しでも興味のある人間であれば
誰しも、衝撃的な結果であったのは間違いないかと思います。
ドイツが、今回大会の覇者になるのかなとニワカ予想でもしておきますかね。

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