日本の借金がとんでもない額に?財務省の試算で驚愕の数値!


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現在、秒単位で増えていると言われている日本の借金ですが
今から46年後には、とんでもない額になっている…
そんな、驚愕の試算を財務省が発表しています。


参考
日本の借金時計

GDPの5.5倍に膨張=60年度「国の借金」-財政審

財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は28日、財政制度分科会を開き、2060年度までの政府債務残高(国の借金)などに関する長期推計試算をまとめた。名目成長率3%で税収が伸びても、政府と地方自治体を合わせた借金の合計額は20年度に名目GDP(国内総生産)の2.5倍、60年度には5.5倍へ膨らむとの見通しを明らかにした。
 10年度にGDPのほぼ2倍の1000兆円だった借金が増える状況を示し、歳出削減や増税といった収支改善策の必要性を訴えるのが狙いだ。
 長期推計は、欧州連合(EU)欧州委員会の財政分析の手法を活用した。名目成長率3.0%、長期金利3.7%で試算すると、60年度の名目GDPは約2053兆円。収支改善を行わないまま、現在のさまざまな制度や施策を続けた場合、医療など社会保障費の伸びを背景に、借金は20年度に1500兆円、60年度に1京1400兆円となる見込みだ。消費税率は10%を想定した。(2014/04/28-21:36)


つい最近、1000兆円を超えたと言われる
日本の借金ですが、僅か46年後には
現在の10倍以上の借金が生み出されるという話です。


記事の内容からするに、今の社会保障費などの政策を
見直さず、現状のまま維持すると借金は増える一方であると
いう話であり、日本の現状の社会保障に関してはもはや破綻していると
暗に示しているということになります。


消費税を5%から8%に上げて
その増えた分の税収を社会保障に全額回すと
公言している安倍政権ですが
この数値の前では正直、焼け石に水という感想しかでません。


現在の日本の税収総額は、43兆円ほど。
5%から8%に上げた分で増えると試算されているのは
5.1兆円ほど。全くもって足りていません。


記事内では、消費税率10%での試算というのが更に絶望的です。
しかも、日本は少子化社会が進んでおり今現在の人口動態では
2050年には600万人ほど、今現在の人口と比べて
日本人の数が減る予想であるのは、以前書いた記事のとおりです。


少子高齢化が進み、労働人口が減れば
日本のGDPは、財務省の予想より減る可能性は十分にあり得ます。


特に、福島第一原発から垂れ流されている
放射能の人体への影響も未知数であり、これらの試算よりも
現実は更に悲惨なものになる可能性があります。


もし、放射能によって人口動態が予想していたものより
悪化すれば、更に日本の転落は早まるというのが
自然な見方となるでしょう。


試算については、現状のままでいけばという
ご丁寧な注釈があることから、要はこれから今までの手厚かった
社会保障をガンガン削っていくことへの免罪符とされる可能性があります。


現に、高齢者の医療負担が増えたり
年金が削られたり、どんどん保障については削られていっているのが
現状では有りますが、更にそれが厳しくなる可能性が非常に高いということです。


しかも、その禁じ手を打ったからといって
日本の借金体質が改善される保障はどこにもありません。


貿易赤字が続いたり、頼みのアベノミクスの化けの皮も剥がれかけている現状
これらの借金問題が劇的に改善することはまず無いでしょう。
日本の経済の先行きは、このような事実を見る限り
明るいものではないという暗澹たる気持ちを抱かざるを得ません。

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