地方から人が消える！？驚くべき未来の日本人口予想！

少子高齢化が進んでおり
人口が漸減している現在の日本ですが
国土交通省が発表した、未来の日本の人口予測が
かなり衝撃的な予測となっています。


日本の6割の地域が無人に？ 2050年、日本の人口は9700万人 国交省試算


2050年までは後35年ほどになりますが
たったそれだけの間に人口が激減する予測を
国土交通省が打ち出しています。


詳しい計算方法を調べてみますと
日本は38万平方キロメートルの国土がありますが
それをまず、1平方キロメートルの38万ブロックに区切ります。


更に、その38万ブロック内で現在人が住んでいるのが
およそ18万ブロック=18万平方キロメートルあるとのことですが
その内2割が、更に無人になり、6割の地域で
人口が半分以下になるとのことです。


最終的には無人地域も、現在の53%から
62%に増える見通しが為されており
かなり衝撃的な結果となっています。
詳しい内容は、以下の記事から見れます。


日本の６割、無人地域に　２０５０年、国交省試算


国土交通省が発表している試算はこちら（pdfファイル）から見れます。


日本の人口は、ピーク時のおよそ1億3千万時代からどんどん減ってきています。
特にここ7年は、ずっと人口は減少が続いています。


このような試算を出すのは、意外にも初めてのことだそうですが
今の日本の現状からすれば、さもありなんといった結果なのかもしれません。


少子高齢化で、様々な社会問題が
若い人の、結婚や子供を持つ願望を奪っている状況が
今の日本では続いています。


働いても働いても、貧乏なままのワーキングプアーを始め
そもそも、結婚や子供を持つ余裕が無いと言った
家庭状況に陥っている人が増えています。


労働時間も、何か突発的な事態があっても
休むことすら難しい日本の会社では
子育て支援という意味でも、充実していない会社が多いです。


つい最近話題になった、ネット託児の素人ベビーシッターが
預かった子供を死なせてしまう事件もありましたが
まさに、現代日本が抱えている問題が改めて浮き彫りになった事件だと思っています。


ネット託児事件　ベビーシッターの質も確保を


先の統計では、元々人口が少ない地域では人口減が進み
人が集まっている大都市圏には、更に人が流入するという予測が為されています。
結果的に、全体の2%ほどしか人口が増えるブロックが無いと予測されています。


人口が一部地域に集約することの危険性は
有事の際の、リスク管理にも大きな問題があります。
先月の関東圏の大雪被害などはその最たる例でしょう。


現在、日本政府は人口の減少に歯止めをかけるべく
移民受け入れ政策などを進めているとも言いますが
まずは、この少子高齢化問題に根本的なメスを入れなければ
本末転倒のように思えます。


今回出た結果は、あくまで試算で
もちろん、これ以下にも以上にもなる可能性を含んでいますが
少なくとも、現状の日本社会の状況を見る限り
事態は好転することは難しいように思えます。