すき家が時給大幅アップでアルバイトを募集!人員不足説は事実だった!


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3日前の日記で触れました
すき家の一時閉店騒動ですが
どこかのすき家で、このようなポスターが貼られていたようです。


画像クリックで拡大です


ポスターの時給の欄にご丁寧に
時給がアップしました!と、手書きで
アップした時給を書いているポスターになっています。


この手の企業は人件費を削ることが、まず第一の目標と
なっているような企業も多いだけに
今回の突然の賃上げについては、本当に人員不足からくる
閉店であったというのが事実であったということなのでしょう。


労働者が実力行使にでた分
ゼンショー側としては、背に腹は変えられない
ということなのしょうが、人件費を削っていた分上がっていた
利益が確実に下がるわけで、この先のゼンショーの営業利益や
業務実態は注目に値すると言えます。


なお、今までのすき家のブラックっぷりについては
以下サイトにてまとめがあり、時系列で
わかりやすくまとめられています。


すき家の「アルバイトは業務委託である」という主張の経緯 -すき家の非情経営まとめ2-


特にすさまじいのは、すき家で働くクルーは
アルバイトでは無く、業務委託契約であるということで
業務委託ならではのデメリット面の弱味をついた
ブラックな労働を、社員に強いていると言います。


業務委託とアルバイトの違いは
以下の、ヤフー知恵袋の回答が
要点がまとまっていてわかりやすいです。


アルバイトと業務委託契約の違い

業務委託の場合、引き受ける人は「個人事業者」となります。
いってみれば個人経営者。
なので、仕事を注文する人の指揮命令を受けませんし、管理監督もされません。
委託業務の場合なら、一定の任された業務を行って、その対価をもらいます。
請負業務の場合なら、一定量の仕事をしてまたは物を完成させてその報酬をもらいます。
仕事に失敗したり納期に遅れた場合は損害賠償をしなければならないこともあります。
依頼者との雇用関係はありませんので、労働法では保護されず、
事故が起こっても「個人事業」ですので労災保険の適用もありません。

アルバイトは「臨時的・補助的な労働力を得る」ための直接雇用です。
仕事をさせる人と働く人は、直接「雇用関係」があります。
働く人は「労働者」として、労働諸法の保護を受けますし、
短期であっても雇用主は労災保険への加入義務があります。
雇用主は労働者を働かせる場合、直接、指揮命令できますし、
管理監督できます。(法の範囲で・・・)

業務委託として起こる問題・・・
事故が起こった際に誰に責任があって、誰の負担で処理するか?
「業務委託」の場合、事故に遭っても個人事業者ですので自己責任。
治療も自分の負担で、休業の補償もありませんね。
あと、仕事をした対価も「給料」じゃないので支払を延ばされたり、
サイアクの場合は、ばっくれられることも。
「給料」なら最優先で支払わせる事ができますが「作業代金」はなんの保証もありません。



長い引用になりますが、要は労働者側に労働関係の不利益が多いのが
業務委託ということになります。


最初に貼ったまとめサイトには、一つ前の記事もありまして


すき家の人手不足閉店は、現代のストライキだ -すき家の非情経営まとめ-


ここでもブラック企業としての、すき家のひどい実態が
まとめられています。


正直、こんなのは氷山の一角であり
日本にはこのようなブラック企業が掃いて捨てるほどあるのでしょう。


何がブラックで、何が違うかは人それぞれ
価値観があり、一概にくくれるものではありませんが
少なくとも、労働者を雇い労働をしてもらう対価を
ゼンショー側が払っているかとなれば、それは
ほとんどの人は疑問符が付くのではないでしょうか。


逆にこの状況を見て、大したこと無いとか思ってしまうと
完全に社畜思考に陥っているのだろうなと個人的には思ってしまいますね。

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