阪神大震災から19年


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19年前の1995年(平成7年)の午前5時46分。
近畿地方の兵庫県を中心とする、直下型巨大地震である
阪神淡路大震災が発生。
早朝の早い時間帯で、直下型の巨大地震であったがために
犠牲者は日を追うごとに膨れ上がり、直下型という狭い範囲内での
激震ながら、最終的に死者・行方不明者併せて6436人に上るという大惨事となりました。
当時、中学2年生であった私は、その被害の酷さに息を呑んだ記憶があります。

地震には海溝型地震と、内陸地震(プレート内 地震)の2種類があります。
前者は、記憶もまだ新しい3.11こと東日本大震災で引き起こされたタイプの地震。
海のプレートが、陸のプレートを押しつつ、引きずり込みながら陸のプレートに潜り込んでいき、陸のプレートがぎりぎりの状態までひずみ、摩擦の限界がくると、跳ね返ることによって起こる地震です。
範囲が広範に渡り揺れ、揺れの周期が長いことが特徴です。
大きい物になると、津波が発生し2次災害として更なる被害をもたらします。
東日本大震災の時は、まさに津波のほうがダメージが深刻でした。

一方、内陸地震は範囲こそ狭いものの、地面の真下が直接揺れるような感じの地震であり
直下型などとも言われます。真下で起こるだけに、津波などの心配は少ないですが
その分、パワーが集中され狭い範囲ではあるものの、甚大な被害をもたらします。
予測が困難であり、何時起こるか分からない地震で、まさに天災は忘れた頃にやってくる…。
と言った言葉を体現している地震と言えるかもしれません。

今の日本では、首都圏直下型地震ですとか南海トラフ地震ですとか
大きな地震が近いうちにかなりの確率で発生するだろうと予測されています。
普段の忙しい生活に追われていると、ついつい忘れがちですが
我々は日本という、世界でも有数の地震大国に暮らしていることを忘れてはなりません。
地震を予測し対策を立てることは困難では有りますが、防災の意識は普段の生活で持つことも出来ますし
また、食料や飲料水などの備蓄も普段からしておくべきでしょう。
備えあれば憂いなし…。あの惨事から19年経った今だからこそ、改めて
自己の防災意識を高めなければならないのだと思います。

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