首都圏の大学生の生活の苦しい実態が明らかに!1日の生活費平均が900円を下回る!


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株価は上がっているものの、その恩恵を感じている人は思いの外少ない
アベノミクスですが、そんなアベノミクス不況を裏付けるような一つのデータが
また調査によって明らかになっています。

首都圏の4330件の私大大学生の1日の平均出費を調査したところ
1日平均897円で生活しているという実態が明らかになったとのことです。

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首都圏の私大下宿生、1日生活費が初めて900円割る

 首都圏の私立大学に昨春入学したうち、親元を離れて通う学生(下宿生)の1日当たりの生活費は897円で、比較できる1986年度以降初めて900円をきった。東京私大教連が3日、そんな調査結果を発表した。保護者からの仕送り額も過去最低で、首都圏の私大に通う地方出身の学生らの窮状が浮かんだ。

 調査は2014年5~7月、東京都と神奈川、埼玉、千葉、茨城の4県にある14大学の新入生の家計負担について、保護者に聞いた。4330件の回答を得た。

 約4割の下宿生に対する14年度の仕送り額は、新年度の出費が落ち着く6月以降の月平均で8万8500円で、前年度から500円減。ここから家賃を除き、30日で割った「1日当たりの生活費」は897円。入学と同時に消費税率が引き上げられたにもかかわらず、前年度を40円下回って過去最低だった。


日本の大学生は勉強しないと言われて久しいですが、これだけの生活費では
場合によってはバイトをして生計の足しにしなければならないと言った大学生も居ると思われ
そうなれば意欲のある学生もバイトに追われて勉強が出来ないという本末転倒な状況になりかねません。

仕送りの金額も減ってきているということで、学生・両親共に
生活が全体的に苦しくなっている家庭が増えていることが明らかになっています。

この4月からは、また様々なモノが値上がりをしており
家計に更に負担になっている状況ですから、今後生活費の目減りは
更なる苦境を生み出すことは間違いありません。

統計を取り始めて、一番多かった時は2500円ほどだったというのですから
今はその生活水準の3分の1近くまで落ち込んでいるということです。

また、消費税増税分の負担増や、当時の物価とも比べて
今現在、余裕のない大学生が首都圏以外にも多くいると考えて
まず間違いはないと思います。

これからの未来を担う、若い学生たちがロクに勉強もできない学生が増えてしまえば
今後の日本という国の基盤の確かさにも関わる話になってくるものであり
最終的に国力の低下という事態にも繋がりかねません。

早急な改善が望まれますが、今現在の日本では
はっきり言って、状況改善は非常に難しいと個人的に考えます。

大学生には勉学に専念させてあげられる環境を作って
もっと優秀な人材を大学で生み出すことをしなければ
日本の将来は暗いものになってしまう可能性が高いと思います。

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