熱中症のウンチクその3:予防法・対処法


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2日に渡り、夏の暑い時期の熱中症などについての
病状やことばの意味を書いてきましたが
具体的な、予防法・対処法を今日は調べてみます。


今までの記事からでも分かるかと思いますが
熱中症の予防法としては、まずは適切な体温の維持を心がけるということ。


人間の体温は、平時36~37度ぐらいで体温を維持していますが
夏場の暑い時は、40度を超えてくることも普通にあるそうです。


重篤な熱射病などにもなると、体温は46度ほどまで
上がることもあるといい、この温度は人体にとっては
非常に危険な体温ということになります。


体温を適切に維持し、常に水分補給を意識するのが大事だそうです。
特に暑くなりそうな時に出かけるときは、水分補給が速やかに出来るように
水筒などを持ち運ぶと心強いです。


喉が乾いていなくても、汗はかいている状況が多く
こまめな水分補給が、有効な対策になります。
スポーツドリンクは塩分と糖分も補給できますのでオススメです。
(スポーツドリンクは糖分も多いので飲み過ぎは注意ですが)


当たり前のことですが、暑くなりそうな日は出来るだけ屋外での活動は控えて
どうしても出なければいけない時は、上記のような対策をしていくということですね。
帽子も直射日光を遮るので有効な手段です。


蒸し暑い夜などは、室内で寝ている間でも熱中症になるということも
ありえますので、熱帯夜の時などはクーラーや扇風機などを
適切に使って就寝するようにしましょう。


余裕があれば、毎日の最高気温や湿度、最近では天気予報では
熱中症指数と言った目安を伝えてくれるものもありますので有効活用しましょう。


それでは予防の甲斐なく、熱中症になってしまったらどうすればよいのでしょうか?


身体の熱が上がって起こされる数々の異常ですので
とても単純なことですが、身体を涼しい場所(冷房の効いた建物の中、近くになければ風通しの良い日陰)などで
身体を休めて体温を下げるのが重要です。


衣服をゆるめたり、水分を補給してゆっくり身体を休めて
とにかく身体を冷やすことが肝要です。
何か冷たいものを持っていれば、首筋や脇の下と言った血流が盛んな部位を
ピンポイントで冷やすと、体温が効率よく下がります。


特に嘔吐などの症状が出ていないのであれば、スポーツドリンクをはじめとした
水分補給も速やかに行いましょう。


しかし、これらはあくまで応急処置であり
熱中症は、場合によっては命に関わる非常に危険な症状ですので
あまりにも体調が悪いようであれば、救急車を呼んだり
周りの人に助けを求めるなどもする必要があるかもしれません。
くれぐれも、素人の自己判断では終わらないようにしたいですね。


これから、夏真っ盛りになり、熱中症などにかかってしまうことも
危惧される時期になります。自分の命を守るためにも
最低限の予防策・防護策は講じて夏に臨みたいですね。

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