この夏もご用心!熱中症に関するウンチクその1。


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7月も終わりに近づき、7月としては記録的な暑さを体験している
日本列島ですが、最近多いのがやはり、タイトルの病気。


全国で、多数の熱中症と見られる患者が多く発生しており
死者も出るなど、今年も暑さが猛威を振るっているようです。


夏になれば、最近は熱中症という症状は毎日のように放送されるようになりましたが
私と同年代(30代)の人は、子供の頃は熱中症ではなく
日射病という言い方が普通であったと思います。


そこで、今回は熱中症の他に、日射病、後は熱射病に関する
ウンチクや予防法などを書いてみようかと思います。


さて、まずはことばの意味ですが、当然ながら
熱中症・日射病・熱射病ということばが指す症状はどれも違います。

熱中症・熱射病・日射病、どう違う?

子どもの頃は、帽子もかぶらず炎天下で長時間遊んでいると、「日射病になるよ!」とよく注意されたものだ。
でも、近年は、この「日射病」という言葉、とんと聞かなくなった。かわりに頻繁に登場するのが「熱中症」だ。
以前、Bitで「熱中症の男女比」についての記事があったが、そもそもこの熱中症という言葉、いつから使われるようになったのか。熱中症は様々な症状の総称と認識しているが、熱射病、日射病とはどういうものなのか。なぜ、最近は「日射病」と言わず、「熱中症」と言うようになったのか。

友人の医師に聞いてみると、そもそも熱中症は、「高温の環境下での全身の障害の総称としていう」のだという。
熱中症という言葉は昔からあったそうで、この熱中症の中に、熱疲労や熱けいれん、そして熱射病なども含まれるのだそうだ。
「日射病は、この熱射病の中の『太陽光が熱源となっているもの』を言うんですよ」
つまり、総称・熱中症の一つに熱射病があり、さらにその中に日射病があるというわけだ。
では、なぜ日射病と言わなくなったかというと、
「日射病は一部の症状しか言わないことと、総称の『熱中症』で一般的に通じるからでは?」という。


記事自体はかなり古い記事の引用とはなりますが、なるほどと思いますね。


私が子供の頃は、逆に熱中症なんていう言葉を聴くことはなくて
ほとんど日射病ということばで済ましていたと記憶しています。
最近では、逆に日射病が死語になりつつありますね。


日射病とは名前の通り、太陽からの光・熱に由来した症状のことであり
現在の体温が上がって、室内でも症状が出る熱中症には厳密的には使えない
病名になるということになります。


もっとも、記事にもある通り、皆が熱中症を使い出したので
そちらが便利ということもあるとは思います。
熱中症の範疇に日射病が含まれると考えても良いと思いますしね。


ちなみに、日射病のより具体的な症状とは

【日射病と熱射病】

(1)日射病: 日射病は炎天下にスポーツや激しい労働をしたようなときに汗がたくさん出て、体の水分が足りなくなってしまい、心臓へ戻ってくる血液が少なくなって心臓が空打ちをしてしまう病気です。いわば、「脱水状態」と考えればよいでしょう。
 十分な水分の補給が必要です。倒れたらすぐに木陰など涼しい場所に移し、水を飲ませて休ませてやりましょう。意識がおかしくなるような重症の場合は直ちに病院へ運んで下さい。


となっていますが、確かに熱中症ということばでほぼ事足りる状況に
現在はなっていますので、今はあまり使われなくなったのも頷けますね。
命に関わる状態にもなりかねない症状なので、注意が必要です。

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