今日は土用の丑の日!その由来とは?


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夏真っ盛りの、7月もそろそろ終わりですが
本日は、ウナギを食べるあの日…そう、土用の丑の日であります。
当ブログの、今までの流れからこの土用の丑の日も調べねばなるまいということで
早速、土用の丑の日のことを書いていきます。


さて、早速ですが土用の丑の日を始めたのは誰で、いつ頃から始まったかは皆様ご存知でしょうか?


土用の丑の日にウナギを食べる習慣を広めたのは
あの、エレキテルで有名な発明家・平賀源内と言われています。


元々、土用とは年に4回ある、各季節が立つ直前(立春、立夏、立秋、立冬)の
18日前の期間を表すものであり、夏の土用以外にも季節の土用があるのです。
そして、丑の日はその土用の間で十二支の丑の日ということになります。


この頃が、暑くてバテやすいことから、滋養強壮に
ウナギを食べることが良いというのは、万葉集(7~8世紀後半)の中にも
そのような記述があったとのことで、古くからの知恵だったようです。


その記述をしていたのは、三十六歌仙にも数えられる
歌人である大伴家持だそうで、昔からウナギが精のつくものということは
実際に身体でわかっていたのでしょうね。


それを有名にしたのが、冒頭に出てきた平賀源内というわけです。
平賀源内は1728年~80年が生きた時代で、江戸時代の人です。


元々発明家だった平賀源内に、知り合いのうなぎ屋の店主が
源内に相談を持ちかけたことがきっかけだったという説です。


その頃、土用の丑には、「う」のつく食べ物を食べることが良いと言う
俗信があり、相談を持ちかけられた源内は、その相談を受けたうなぎ屋の
軒先に「本日、土用の丑の日」と書いて宣伝したところ
うなぎ屋は大繁盛し、その後他の店も追随した…これが1番有名な起源説です。


この辺りは、「ん」のつくものを食べると良いという
冬至のカボチャ(南瓜。ナンキン)といったものにも通じるものが有りますね。
昔からゲン担ぎとか、言葉遊びが好きな民族のようです。


他には、大田蜀山人という江戸時代の歌人(1749~1823年)が
「神田川」という店の店主に頼まれて、同様のことをしたのが起源という説もあります。
平賀源内と大田蜀山人は知り合いであったようでは有りますが。


いずれにせよ、江戸時代の人間からの起源説となっており
その頃からの風習というのは間違いないようです。


今となっては、夏の風物詩として定番の土用の丑のウナギ。
スーパーなどでは、輸入したものを通年買えるようにはなってきていますが
やはり、この時期に食べてこそではありますよね。
皆さんは、今年はウナギを食べられましたでしょうか?

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