この夏は注意!ヘルパンギーナが大流行の兆し。


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主に関東圏での話になっていますが
現在、ヘルパンギーナと呼ばれる病気が
かなり流行っているとのことです。

ヘルパンギーナ、首都圏で急増…神奈川県・埼玉県も流行期へ

毎年夏に流行する感染症「ヘルパンギーナ」が首都圏で急増している。神奈川県、埼玉県では警報基準を超え流行期に入り、東京都では過去10年でもっとも多い発生状況となっている。千葉県は8週連続で増加しており、警報基準に近づいている。

 ヘルパンギーナは急性のウイルス性咽頭炎で、発熱と口の中にできる小さな水ぶくれが特徴。毎年5月頃より増加し始め、7月頃にかけてピークを迎える。国立感染症研究所によると、患者の年齢は5歳以下が全体の90%以上を占めているという。


そのほとんどが、子供がかかると言われるヘルパンギーナ。
夏の感染症として、報告例は毎年上がるものの
今年は大流行と言ってもいいぐらいの罹患率になっているようです。


毎年、夏に流行る感染症と記事には有りますが
私は、この病気の名前は今まで知りませんでした。
そこで、ヘルパンギーナについて詳しく調べてみました。


まず、ヘルパンギーナはその患者のほとんどが乳幼児に集中しており
乳幼児の時には、特に注意が必要な感染症になるようです。

ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。いわゆる夏かぜの代表的疾患である。その大多数はエンテロウイルス属に属するウイルスに起因し、主にコクサッキーウイルスA群である場合が多いが、コクサッキーウイルスB群やエコーウイルスで発症する場合もある。

疫学

疫学パターンはエンテロウイルス属の特徴に沿う。すなわち熱帯では通年性にみられるが、温帯では夏と秋に流行がみられる。我が国では毎年5 月頃より増加し始め、7月頃にかけてピーク を形成し、8月頃から減少を始め、9~10月にかけてほとんど見られなくなる。国内での流行は例年西から東へと推移する。その流行規模はほぼ毎年同様の傾向がある。患者の年齢は5歳以下 が全体の90%以上を占め、1歳代がもっとも多く、ついで2、3、4歳代の順で、0歳と5歳はほぼ同程度の症例が報告されている。

中略

臨床症状

2~4 日の潜伏期を経過し、突然の発熱に続いて咽頭痛が出現し、咽頭粘膜の発赤が顕著となり、口腔内、主として軟口蓋から口蓋弓にかけての部位に直径1~2mm 、場合により大きいものでは5mmほどの紅暈(こううん、皮膚が部分的に充血して赤く見えること)で囲まれた小水疱が出現する。小水疱はやがて破れ、浅い潰瘍を形成し、疼痛を伴う。発熱については2 ~4 日間程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失する。発熱時に熱性けいれんを伴うことや、口腔内の疼痛のため不機嫌、拒食、哺乳障害、それによる脱水症などを呈することがあるが、ほとんどは予後良好である。


命に関わる病気というわけでは無いようですが
抵抗力が弱い、乳幼児の感染が多いことから、場合によっては重篤になる可能性もあり
現在、子育てをしている家庭では注意が必要なようですね。


一度発症してしまうと、有効な治療法は無いようで
症状に合わせた対症療法といった治療法しかないようです。


基本的には、ほとんどの患者は乳幼児ですが
大人でもならない病気ではないとのこと。


大人がヘルパンギーナにかかった時の
体験談を上げているサイトもあり、大人がなると
かなり苦しい症状が出る病気のようです。


大人がヘルパンギーナにかかると…



夏の流行病ということで、毎年症例はあるものの
今年は大流行の兆しとのことで、もしかすると例のアレで
人々の免疫力が下がっているのではないかと言う懸念も拭えず
個人的には、結構恐ろしい感じがしています。

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