消費税10%増税はやはり既定路線?麻生財務省が言及。


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消費税8%から、今年の経済への影響次第で
来年には10%アップも予定されている
消費税増税に対して、麻生太郎財務省が言及しています。

麻生氏、「あと2%増税を」消費税10%に意欲

麻生太郎副総理兼財務相は22日、横浜市内で講演し、平成27年10月に予定されている消費税率10%へ引き上げについて「財政再建にはあと2%増税というものをやらなければならない」と述べ、予定通り行うべきだと強調した。

 そのうえで、麻生氏は今年4月に消費税を5%から8%に引き上げた影響について「予想の範囲内にとどまっている」と指摘。「(安倍晋三政権は)約束したことを実行することで信任を得ている。仮に今、苦い薬であっても、将来はよくなるという確信のもとに、国民の信頼を得ていると思っている」とも語った。


一ヶ月前ぐらいには、デフレ脱却が困難なら10%増税は
見送るといった話を、安倍首相自体がしていたかと思いますが
麻生太郎的には、もはや10%への増税への道は既定路線にも見えます。


当ブログでは、8%の増税の影響を統計が出る度に
話題にしてきましたが、増税後の景気の良い話というのは
全く見えてこないのが現状であると個人的に思います。


今年年末に、最終的な判断をするとは言っていますが
本当にただのポーズで終わるという結末が待っているのが
ほぼ確実ではないかと思います。


今回の判断で、特に重要に成るのが
7-9月期のGDP速報値を根拠にするとのことですので
この数字をどうにかして景気良いように見せる手段に出てくるのではないかと思います。


円安誘導で、輸出企業が儲かると言った話で
行われたアベノミクスですが、消費税増税後では
続々と化けの皮が剥がれている状況です。


一部景気のいい話もあるようですが、本当にごく一部で
大多数の国民は、消費税増税の負担増にあえいでいると
仕事や周りの状況を見ているとそのように思わざるを得ません。


8%の増税ですら、大多数が消費を控えている状況で
更に10%にあげたら、更に庶民の財布の紐が固くなるのは
自明の理であると個人的には思います。


これらの税が、我々国民に還元されてくるのであれば
まだ増税も納得行くというものですが、力を入れるといった福祉や
社会保障も、医療費が増えたり、年金が削られたりと
どんどん負担が重くなっていく方向に現在は進んでいます。


いい加減、消費税に対する負担増についても
反発の声を上げないと、更に導入が予定されている
各種税金負担などによって、一般庶民はむしり取られて行くだけだと
改めて、今回の麻生財務大臣の発言を見ると危機感が一層募っていくばかりです。

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