意外に知らない蚊のまとめ その2


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についてのまとめのその2です。
昨日は、蚊柱や病気などについて書きました。


今回書くのは、なぜに食われると痒くなるのか。
そのメカニズムと対処方法です。


は、吸血することにより栄養を得るわけですが
吸血するためには、もちろん対象となる生物の
肌に直接ひっつき、血を吸わなければなりません。


その際に、吸血対象に気づかれては困るため
痛みを感じさせないように、唾液を注入するのです。
その唾液が痒みを引き起こすのですね。

蚊に刺されると痒くなる理由は?

蚊に刺されると痒くなる理由は、蚊が血を吸うときに使用する唾液に関係しています。

 そもそも蚊は、卵を育てるために血を吸うので、メスしか血を吸いません。
 蚊のメスは、血を吸うとき、同時に6つの針を人間の皮膚に挿入しています。
 この6つの針を刺したときに人間に気づかれて殺されないようにするための行為が痒みと関係しています。

 人間の皮膚に止まった蚊は、「下唇」(かしん)と呼ばれるケースの中から6本の針を取り出し、それらを人間の皮膚に挿入します。

 まず、血を吸う管を入れやすいようにするために、2本のノコギリ状の「小あご」(こあご)と呼ばれる針を皮膚に挿入し、次に「咽頭」(いんとう)と呼ばれる針を皮膚に挿入し、皮膚を引き裂かれたときの痛みで人間に気づかれ、殺されないようにするための麻酔成分や、血を吸う時間を短くするための、血が固まらないようにするための成分を含んだ唾液を注入します。

 そして、皮膚の感覚を麻痺させた状態で、一番太い針である血を吸うための「上唇」(じょうしん)と呼ばれる針と、その開口部の蓋をしている「大あご」(おおあご)と呼ばれる2本の針を皮膚に挿入し、毛細血管を探り出し、一気に血を吸い上げます。

 そして、蚊が人間に気づかれて殺されないように痛みを麻痺させ、血が固まらないように注入した唾液が、人間の体内に入るとアレルギー反応を起こしてしまうため、その結果痒みという感覚を生じさせます。

 よって、蚊に刺されると痒くなる理由は、蚊が人間に気づかれて殺されないように痛みを麻痺させ、血が固まらないように注入した唾液が人間の体内でアレルギー反応を起こすからです。


あの痒みは、アレルギー反応であるとのことです。
本当に憎らしい痒みですよね。


また、は一回の吸血に約2分30秒ほど時間をかけると言われ
その間に唾液を約16回注入するとのことです。


一回の吸血だけでは、必要量を満たさない事が多く
また、吸血中に人間が動くと、逃げて
その後また吸血に及ぼうとするようです。


こうなると何度も同じに刺されてしまい
結果的に複数の箇所が痒くなってしまうことも良くあることのようです。


ただでさえ暑さで不快な夏に、の悩ましい行動習性ですが
実際に刺されてしまった場合はどうすればいいのでしょうか?


唾液が体内に残ることによって、痒みを併発するので
もし、刺されている現場を実際に見た場合は
すぐに殺すのではなく、吸血行動が終わるまで待ってから
殺すという方法がいいようです。


血を吸っている間に、血液が固まるのを防ぐ唾液も
一緒に吸い込むのだそうで、中途半端に吸血中に
殺してしまうと痒みが逆に残ってしまうのだとか。


というわけで、吸血行動中の蚊を見つけたら
ぐっとこらえて、寛大な心を持って快く吸血させてあげましょう(笑)


また、肌についているのをもし殺す場合は叩いて潰すよりも
指で弾くようにして殺すほうが良いとのことです。


しかし、実際は吸血行動中に気づくという方が稀でしょうから
刺された後の事後対策が重要と成ると思います。


痒みを止める方法は、色々あるようですが
痒みの原因はアレルギー反応のため、アレルギー反応が
出ないような対処をするのが適切です。


例えば、唾液は弱酸性なので弱アルカリ性のもので
中和をさせる…具体的には食塩水などで刺された場所を洗うと言う方法。
調達できるのであれば海水も可能とか。


あとは、外気に患部が触れることによって、その刺激から痒みを伴うので
刺された場所を空気に触れないように密閉させる方法。
患部にセロテープを貼ったり、絆創膏を貼ったりと言った方法。


後は、痒みという感覚は人間が感じる感覚としては弱い部類に入るので
それ以上に、鋭敏に感じる感覚で打ち消しを掛ける方法。


具体的には、虫さされの塗り薬(某キ●カ●とか)を塗ると
患部がひんやりした感じになるかと思いますが
冷たさが痒みの感覚よりも優先されて感じるため痒みを感じにくくなるそうです。


痒みの対症方法は色々有りますが実は、この痒みの感じ方にも
人生の間で、蚊に何回刺されたかで感じ方が変わるようで
専門家では、1~5ステージまでの段階があると言われているようです。

刺された回数で変わる!? 蚊に刺されたときの正しい対処法「ステージ4:刺されてすぐに薬を塗る」

「蚊に刺されて、痒くなるというのは、実はとても複雑なメカニズムなんですよ。蚊に刺されたとき、蚊の唾液腺物質が人間の体に注入されますよね。その蚊の唾液腺物質を、人間の体が『異物』と認識し、アレルギーの反応を起こします。それが痒みを引き起こすんです。で、このアレルギーっていうのが、またややこしい。その人が、刺された回数によって、ステージが変わるんです」

な、なんですかステージって!? と思った方、まずは自分がどの位置にいるのかチェック!

第1ステージ:蚊に刺されたことが一度もない
生まれてはじめて蚊に刺されたとき、蚊の唾液腺物質が皮膚に注入されても、人体はその物質を知らないので何の反応もない。痒みも出ない。

第2ステージ:刺された翌日に痒くなる
何度か刺されるうちに、蚊の唾液腺物質が入ったということを体が認識するようになる。すると『次に刺されたときは対応しなきゃいけない』となり、刺されてから1~2日目に痒くなる遅延型アレルギー反応が起こるようになる。

第3ステージ:刺されてすぐに痒くなり、一度治まるが翌日再び痒くなる
さらに刺され続けると、1~2日目に反応するのでは遅いと体が判断し、今度は、即時型アレルギー反応というのが起こるようになる。刺されてすぐ痒くなるが、1時間くらいすると一度痒みが治まる。ところが翌日また痒くなるという2つの反応が出る。

第4ステージ:刺されてもすぐに痒くなるだけ
刺されてすぐに痒くなるけれど、その翌日は痒くならない。即時型アレルギー反応だけになる。

第5ステージ:刺されても何の反応もない
最終的に蚊の唾液腺物質に体が慣れ、即時型アレルギーの反応も消えていく。シニア世代になると、刺されても何の反応も出なくなる。

「……というように、順番に5つのステージにわかれるんです。マイナビウーマン世代だと、ステージ3か4に該当する人がほとんどだと思います」


いやはや。痒みの感じ方にまで細かな違いのある
ステージがあるとは思いも寄りませんでした。
調べてみると面白いものですね。


蚊のまとめその1はこちらからどうぞ。

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