日本政府が年金資金で株を買い越し!総額6873億円の大博打!


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以前、麻生財務大臣が6月に動きがあると公言していた
日本の株式市場ですが、やはり日本政府の年金資金の一部が使われ
5月には実に6873億円が、日本株買い越しに投入されたようです。

日本株買い越し 年金基金、運用改革先取り

19日に東京証券取引所が発表した6月第2週の部門別売買状況によると、GPIFなどの年金基金から運用を受託する信託銀行の買越額は892億円。5月第1週以降、買い越しが続いており、5月の買越額は6873億円と、平成21年3月に次ぐ大きさだった。


将来的に枯渇する恐れが出ている年金財源ですが
年金財源を元手に、積極的に運用して財源を確保しようというのが
日本政府の狙いでしょう。


それが、麻生大臣の異例の、株での運用宣言であるわけです。
すなわち、日本の投資家の株式市場の参戦を促し
株価を上げようということです。


しかし、元々日本株については国内の投資家より
海外の投資家が買いあさっているという現状が有り
海外の投資家が持つ日本株の比率は3割を超えているというデータがあります。

海外投資家の日本株保有率、過去最高で初の3割超え 昨年度末時点

東証が19日、平成25年度末の海外投資家による日本株の保有比率が30・8%となり、調査を開始した昭和45年度以降で過去最高になったと発表した。前年度より2・8ポイント上昇し、初めて3割を超えた。一方、個人投資家については、少額投資非課税制度(NISA)が1月から始まったものの、保有比率、株主数ともに減少となった。


日本に住まない海外の投資家は、投資というよりは
投機的運用での保有と思われます。つまり、もし日本のアベノミクスが失敗したら
彼らは日本の株を一斉に投げ売ればいいだけの話なのです。


もし仮に、今回の年金基金投入も一時的な株価上げの演出にしか過ぎず
最終的に、海外の投資家が日本の株に見切りを付けて投げ売れば
当然、日経平均株価は大暴落することになるでしょう。


見た目の株価は上がっていても、相次ぐ増税、社会負担増で
財布の紐が硬くなっている現状、現在の株価は実体経済を
反映していない株価高であり危険であると言う見方が強いのです。


つまり、現在の株高は日本が好景気で株高であるわけではなく
年金資金投入で一時的に見せかけられた株高に、海外・国内の
投資家が乗っかっている株高に過ぎず、非常に危険な株高であると言えます。


海外の投資家は、日本がコケたら早々に日本株式をなげうって
退場すればいい話ですが、日本に住む我々はそうは行きません。
アベノミクスで維持してきた株高が暴落してしまえば
日本の経済は更に悪化されることが予想されるでしょう。


株が暴落してしまえば、株で運用して元手を増やそうとしていた年金基金も当然、損失を出してしまいます。
更に現在も、買い越しは続いているようですので
これだけでは終わりというわけではないのです。


結局、今回の話は日本政府が我々が収めた将来の年金基金を使って
まるでバクチをしているような状況であり
失敗した時は、一体どのような状況になってしまうのか想像もつかず
非常に先行きが不安な状態になっているのです。

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