新潟県の泉田知事による、原発事故の問題点談話。原発県の住民は必読!


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アメリカで放射能・政治関連のブログを更新している、まうみさんというブロガーさんが
更新しているウィンザー通信というブログで、泉田知事の談話を紹介されています。
原発県の人々には必読だと思ったので、ご紹介させていただきます。


原発地域の皆さん、泉田知事の発言を聞いてもまだ、目が覚めませんか?これではいかんと思いませんか?


談話の内容は、もし自分の住んでいる地域の原発にて
過酷事故が起きてしまった場合に、避難をするために
どれだけの困難があるかを具体的にわかりやすく述べているものです。


日本での現在の安全基準が如何に低いものであるかを
わかりやすく、至極真っ当な説明で語られているので
ぜひ、リンク先の記事にて詳細を確認してみてください。


私も新潟県という原発県の住人として
他人事ではない内容になっていると思います。


御存知の通り、福島第一原発と同じ東京電力が管理している
柏崎刈羽原発が新潟県にはあります。
私の住む新潟市内からはおよそ100kmほどしか離れていません。


そんなすぐ近くにある柏崎刈羽原発は、実は
世界最大の原子力発電所であることを
どれだけの人が把握しているでしょうか。

東電再建のカギ? なぜ柏崎刈羽原発が注目されるのか

 新潟県柏崎市と刈羽村にまたがる柏崎刈羽原発。敷地面積は約420万平方メートルで、1号機から7号機まで計7基の原子炉を保持しています。発電総出力は821.2万キロワット。1カ所の発電所としては世界最大の発電量を誇ります。同じ東電管轄内の福島第二原発の発電総出力が440万キロワット、そして全6基の廃炉が決まっている福島第一原発が469.6万キロワットだったことからも、その規模の大きさがうかがえます。


今、渦中の福島第一原発も相当な規模の原子力発電所となっていますが
柏崎刈羽は、その福島第一原発よりももっと大きいわけです。


柏崎というと、もう大分経つ中越地震(2004年)と中越沖地震(2007年)の時に
原子力発電所でも、トラブルがあったことを、地震後大分経ってから
内情が明らかにされた過去もあり、日本の原発に対する姿勢は
この頃から既に信用出来ないものだったのです。

原発7基の柏崎市も大被害 新潟県中越地震 報道管制でかくされた真実   2005年3月1日付

昨年10月、新潟県で阪神大震災につぐ大規模な地震があり、甚大な被害となった。その地には世界最大規模の7基という東京電力の柏崎刈羽原発がある。「原発はどうなったか」と全国が高い関心をもってニュースを見守った。だがマスコミはいっさい知らせなかった。意図的な報道管制をしいたのである。


国の原発に対するスタンスは、当時から重大事故は隠ぺいするといった
スタンスだったわけですから、今回の福島の件の対応についても
納得が行くというものです。


泉田知事の談話では、避難勧告が出される前提の話ですが
そもそも、混乱を避けるといったもっともらしい理由で
避難勧告自体が出されない可能性も非常に高いですね。


それは、東日本大震災直後政府の対応を見ていれば
明らかだと思います。


未だに人体への影響も分からず、将来どのような禍根を残すか
全くわからない原発をこのまま稼働させていくのは狂気の沙汰のように
私には思えます。


今回の泉田知事の地下核シェルターの話を聞いて
個人的には、手塚治虫の火の鳥・未来編を思い出してしまいました。


核戦争が起こってしまい、大地は放射能汚染されてしまい
人は全く住める状況ではなくなってしまった31世紀の地球。


人々は、住む場所を求め地下に巨大都市を建設し
その中で生きているという設定ですが、現在放射能汚染が
進んでいる現状を見ていると、手塚治虫が見ていた世界は
そう先の話ではなく、今すぐそこにある未来なのかもしれません。

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