お年玉付き年賀はがきの平成26年度の当選番号発表!


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お年玉商品 当選番号発表

年賀状を多くやりとりする人にとっては、ちょっとしたお楽しみイベントであると思われる
お年玉付き年賀ハガキの当選番号の発表が本日ありました。
過去、お年玉年賀ハガキの1等商品は時代を反映した、実用的なモノが景品とされており
最近では、テレビだとかパソコンだとか旅行券だとかが1等当選品でありました。
しかし、その分当選確率が100万枚に1枚の割合とかなり低く
なかなか当たる人が居なかったのが過去のお年玉付き年賀ハガキでした。

しかし、今年のお年玉付き年賀ハガキ
過去前例のない、現金一万円が一等品だそうです。

年賀はがきのお年玉、ついに1等が「現金」に! – 世相を反映する賞品の歴史


現金一万円とは、今までの商品から比べるとグレードが下がったように思えますが
その分、10万本に1本の当たりと当選確率を格段に上げて
より、「お年玉」といったイメージが強い商品に変えたとのことです。
この試みが好評になるのか、不評を得るのかは分かりませんが
当選確率が100万本に1本よりは当たるし、なんとなくもらえて嬉しいものと言う感じもしますから
個人的には良いのでは無いかと思っています。

さて、このお年玉付き年賀ハガキは何時頃から始まったのでしょうか?
これは、上記のリンク先の記事にも書いてありますが昭和24年から
スタートした制度で、一番最初の商品は1等(当時の名称は特等)がミシン、2等が高級生地、3等は学童グローブだったとのこと。
高級生地とか、どんな景品なんだ!?とか思ってしまいますが、時代を反映している商品と考えると色々興味深い話ですね。

また、このお年玉付き年賀ハガキのアイディアを出したのは
当の郵政省ではなく、民間人(林正治という方)から提案されたアイディアだったというのだから驚きです。
林氏は、「年賀状が戦前のように復活すれば、お互いの消息もわかり、うちひしがれた気分から立ち直るきっかけともなる」と考えて、郵政省にアイディアを直接持ち込んだそうです。
<年賀状に賞品の当たるくじをつける。> <料金には寄付金を付加し社会福祉に役立てる。>と言った社会的にも意義のある付加価値をつけて、自分のアイディアを必死に売り込んだのですね。その結果が今現在の、お年玉付き年賀ハガキとなります。
実際、このお年玉付き年賀ハガキのアイディアは戦後間もなく、年賀状の流通量が落ちていた状況を劇的に改善することとなったのです。
お年玉年賀付きハガキが出る前は、通常の官製ハガキで年賀状をやりとりしていた訳で
赤を基調とした官製年賀状ハガキが出来たのはこういった経緯があったのですね。

ちなみに、年賀はがきには右下に懸賞番号がありますが
左下にも、アルファベットと数字の組み合わせ+組と書いた数字があります。
実は、これにも意味があるそうで、Aというのは寄付金が既にハガキの代金に+されたもの。
Bは寄付金がない、50円販売のもの。Cというのがカーボンオフセットと呼ばれるプラス5円の寄付金を上乗せし、差額を「地球温暖化防止推進」のプロジェクトを支援するために分類したハガキなのだそうです。
実は昔は、寄付金が付いていてより金額が高いA組の年賀はがきの当選率が高い時期があったそうなのですが、今では当選確率に違いは無いとのことです。
また、2010年にはC組限定の商品もあったとのこと。
いやはや。たかが官製はがきと侮っていたら、ここまでの情報がお年玉付き年賀ハガキに込められているとは知りませんでした。
そんな私は、今では年賀状を出す相手も居ないですし、親しい友人とは携帯のメールであけおめメールをするぐらいです。
こんな事情があるなら、年賀状というのも悪く無いですよね。

ちなみに、ネットには年賀状博物館なるサイトもあります。
年賀状でのトリビアを蓄えたい人は、是非チェックしてみてくださいね。

年賀状博物館

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