東京都知事選、舛添氏が当確!


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日本の首都である東京都知事選が本日行われました。
今回は、都知事選でありながら
原発推進か脱原発かといったことも、選挙争点の一つとなっており
東京に限らず、全国からも注目度が高い選挙でした。


候補者も、今回当選した舛添要一氏の他に
元総理大臣でもある、細川護煕氏、日弁連の宇都宮健児氏
元航空幕僚長の田母神俊雄氏と言った面々が立候補し
錚々たる顔ぶれの選挙だったように思います。


細川氏の応援に、小泉純一郎元首相も
久しぶりに表舞台に出てくるなど
何かと話題になった選挙でした。


しかし、蓋を開けてみれば舛添氏が圧勝だったようです。
演説の動画では、細川氏の演説などはかなりの聴衆が集まっていただけに
この圧勝と言うのは、民意を反映しているのかとちょっと疑問に思ったりもします。


前日の大雪の影響なのか
投票率は、過去3番目に低い46.14%だったということで
投票率は残念な数字に終わってしまいました。


最終投票率46・14%、過去3番目の低さ 舛添氏が当選


個人的に気になったのは、出口調査にて
投票が終わってすぐに舛添氏確定の報が
流れたことですね。


出口調査とは、投票所の出口に
調査員が、誰に入れたかを調査することで
ある程度得票率を予想し、投票結果の予想をするために使われる調査ですね。


今回は舛添氏の圧勝だったようですので
あっという間に当確が出てしまうのは分かるのですが
それでも、開票が始まる前から当確というのも味気なく感じてしまいますね。


出口調査という日本語は
Exit Poilという英語での表記を直訳したものであり
若干、日本語としては違和感を感じるような言葉になっています。


さて、この出口調査ですが、元々の発祥はアメリカのようです。
一説には1967年にウォレン・ミトフスキー氏によって行われたのが最古であるとのこと。
日本では、1992年の参院選選挙で民放が調査し始めてから一般的になり
それ以前は、NHKが補助的に使うものだったようです。


出来るだけ中立で公平な結果が出るように
予想投票者が少ない投票区や立候補者本人や親族の自宅がある投票区などをのぞいた状態で
全国の市町村選挙管理委員会の投票区別登録有権者数リストを基に行います。


調査を行う、人数の間隔もある程度決まっているとのことで
それは、投票所の人口密度によって決まっているのだとか。
やはり、選挙という国政に関わることはかなり厳密なんですね。


そういえば、私も昔一度、出口調査を受けたことがあります。
馬鹿正直に投票した政党などを記載しましたが
虚偽を記載する人も当然居るのでしょうね。
実際に、虚偽の回答や期日前投票の集計などの問題で
確実な出口調査を出すための課題は残っているのだとか。


ちなみに、出口調査員ですが
普通に派遣などのアルバイトが行っており
選挙スタッフと同じく、求人誌などで選挙時になると募集がかかります。


その仕事は、ひたすら出てくる人のカウントと
一定人数での声がけによるアンケート調査ということになりますが
声をかけても断られると言った事も多いようで
思っているのよりは、大変なアルバイトのようです。
時給はそこそこで、ちょっとした臨時のアルバイトとしては
割の良いアルバイトかもしれません。


出口調査
での当確予想ですが、万が一その数値と実際の得票率に
大きな隔たりがあったり、あまつさえ当選確定の誤報などを出してしまった場合は
テレビ局では責任者の更迭人事を取るようです。
万が一はほとんど無いでしょうが、ある意味テレビ局の責任者も
この選挙というイベントには戦々恐々しているのかもしれません。

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