イエローストーン国立公園のアスファルトが融けている?噴火活動の前兆か?


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時折、自然災害などにも触れている当ブログですが
先日記事にしました、アメリカの超巨大火山である
イエローストーン国立公園でまた、不気味な現象が起こっていると
現地メディアで報じられているようです。

米国イエローストーンの道路が「地熱で溶けていく」中、デンバーでは男性が、非常に珍しい「空気感染の肺ペスト」に感染

New hot spot in Yellowstone melts asphalt road, closes popular geysers, thermal features

イエローストーンの新しいホットスポットがアスファルトを溶かし、間欠泉や地熱の人気観光地点への道路が閉鎖

イエローストーン国立公園で刻々と変化する地熱がアスファルトを溶解し、人気の観光スポットへの道路を閉鎖したことを、公園当局は 7月10日に発表した。

また、その地帯は土壌に熱湯を含んでいる可能性があり、立ち入ることは危険で、観光客などに対して閉鎖しているエリアに入らないように呼びかけている。

地熱でアスファルトが溶けている様子には興味を抱くかもしれないが、今回の道路のダメージは深刻で、回復にまで日数がかると思われる。そのため、観光スポットへの訪問は先になるかもしれない。

1980年代の中頃、イエローストーンでは異常に暖かい天候と高い気温のために、道路が粘質の状態となってしまったことがある。
(管理人注:リンク先は原文英語サイト。引用は、リンク先ブロガーさんの意訳)


前回の記事で、イエローストーン国立公園内の
バッファローが逃げるように大移動しているという話も書きましたが
今回は国立公園内のアスファルトが融けてしまい
一部通行止めになっている区間が出てきているのだそうです。


アスファルトの融解といいますと、もちろん夏の猛烈な暑さで
灼熱になって融けたのではないか?という風に考えますが
上記リンク先のブロガーさんも触れている通り、気温は32~34度程度で
日本でも普通にあるような気温ということで、特段イエローストーン国立公園の
周辺気温が猛烈に高いということは無いようです。


そもそも、アスファルトと言うのはどれくらいの温度で融け出すものなのか
改めてググってみたところでは

身近なアスファルトの疑問

○アスファルトは感温性の大きな材料
針入度、軟化点、伸度などで性質をあらわす。
針入度(25℃)によってJISで種類が決められている。
アスファルトは不純物の塊でめいかくな融点はない。

○舗装アスファルトの性質
・軟化点50℃
・引火点260℃
・300℃以上で蒸発が起こり、450℃で分解、炭素が残る。


不純物の塊であるアスファルトは
明確な、この温度で融けるという目安の温度は無いようです。
また、その化合物の種類によってある程度温度は変わってくるようです。


ただ、道路という耐久性がある程度求められるものでは
そこまで柔く作るものではないとも思いますし
突然現れている変化ということからも、何かしらイエローストーンの地下で
大きな変化が起きている可能性というのは否定は出来ないと思います。


今回のアスファルトの件については、ただのアスファルトの劣化なのか
それとも、現地メディアが報道するように地熱によるものなのか。
いずれにせよ、動向が気になるところであります。

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One Response to “イエローストーン国立公園のアスファルトが融けている?噴火活動の前兆か?”

  1. […] 気の観光スポットへの道路を閉鎖したことを、公園当局は 7月10日に発表した。 [引用元] イエローストーン国立公園のアスファルトが一部で融ける! | にせかもの気になる日常ニュース […]

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