号泣議員こと野々村兵庫県議が辞任!芋づる式に他の県議にも不正支出疑惑が明らかに。


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行った会見で号泣し、日本どころか
海外メディアからも注目されることになってしまった
野々村竜太郎兵庫県議が、辞職を願い出たと報道されています。

号泣県議、辞職へ 支出の詳細「記憶にない」

野々村竜太郎・兵庫県議(47)=西宮市選出、無所属=の政務活動費をめぐる問題で、野々村氏が11日、県議会議長あてに辞表を提出し、議員辞職することがわかった。県議会の聞き取り調査に対し、使途などを説明できない支出について返還する意向を示したが、詳細については「記憶にない」と述べたという。

梶谷忠修議長は11日に開く県議会各会派の代表者会議で辞表の受理を報告。今後の対応を協議する。

県議会は7日の代表者会議で、野々村氏の過去3年分の政活費の使途を再調査すると決め、説明できなければ辞職することを求める勧告文を手渡していた。


上記の記事にある通り、つまりは自分が使った政治活動費の
使い途を説明できなかったということですが、だからといって
あまりにも簡単に辞めすぎである感じは拭えません。


ようは、腹を探られると痛いところがどんどん出てくるということなのでしょう。
自身のブログで、過去の活動費に利子をつけて全額を一括返済するという
見た目けじめを付けたような記述をしていますが、それでも3年間県議としての
仕事がちゃんと為されていたのかは、非常に懐疑的な目で見ざるを得ないでしょう。

野々村竜太郎氏「西宮維新の会、確かに虎の威を借りた」 ブログでお詫び

野々村氏はこれまでの政務活動費について、2013年には200回近い日帰り出張の旅費を領収書なしで受け取っていたり、
約176万円の切手を購入するなど、不自然な支出が問題視されており、11日には県議会各会派の代表者10人の連名で、虚偽公文書作成・同行使容疑で兵庫県警に刑事告発された。

野々村氏は、ブログで過去3年分の政務活動費1834万円について「全額に利子を加算しました総額を一括返納します」としており、また、取材自粛要請や事務所費問題、「西宮維新の会」を名乗った件、「子どものように号泣した」7月1日の記者会見の件など、これまでメディアに取り上げられた内容について幅広く言及している。


こういった謝罪は、会見ではなくブログでするというのも
不思議な話ですが、これでまた一つ国民には政治家が
信用ならないものであるというイメージを植え付けてしまったということで
非常にお粗末な騒動の顛末になってしまったかと思います。


また、今回の野々村議員の不正支出の件を受けて
芋づる式に、兵庫県議会で同様の事をしていた議員が居るのではないかと
指摘が出てきており、兵庫県議会の闇が近いうちに暴かれるかもしれません。

野々村竜太郎氏だけじゃない? 他の兵庫県議も「切手を大量購入」の指摘

市民団体「市民オンブズ尼崎」のメンバーでもある兵庫県議の丸尾牧氏(無所属)が7月9日、県庁で記者会見して明らかにした。

丸尾氏は、2011~2012年度分の県議の政務調査費(2013年度から「政務活動費」)を情報公開請求し、「切手代」として申請し交付を受けていた県議10人の名前と金額を公表した。2年間の交付額の合計は計400万4690円で、内訳は以下の通り。(敬称略)

原吉三(自民) 144万円
岩谷秀雄(自民) 121万1250円
梶谷忠修(自民) 65万2310円
伊藤傑(自民) 35万円
石井秀武(民主党・県民連合) 24万円
小田毅(自民) 7万2千円
立石幸雄(自民) 1万6千円
徳安淳子(無所属) 1万750円
黒田一美(民主党・県民連合) 1万380円
松田一成(公明党・県民会議) 2千円

丸尾氏によると、ほとんどが郵便局での購入で、野々村氏のように、そもそも切手を購入したかどうかも分からないケースはなかったというが、岩谷氏はすべてチケットショップでの購入だった。


皮肉めいた言い方をすれば、これは野々村議員の功績と言えるかもしれません(苦笑)
他の兵庫県議でも怪しい支出がこれだけ出てきたということです。


今回発覚した不正支出も、兵庫県議会だけでの話であり
全国の県議も同様にこの際、洗いざらい調査を一度してみるべきではないか
と、個人的には思います。


このような不正支出は支援・支持をしてくれる有権者に対する
背徳行為であり、また如何に有権者が政治家に舐められているかと
いう話にもなってきます。


一度当選した政治家にすべて下駄を預けるのではなく
我々有権者は、政治家の権力の横暴に歯止めをかけるための
抑止力であるべきなのです。

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