20歳前後が居住する家庭に自衛官募集の封書が届く!集団的自衛権絡みか?


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昨日、半ば押し通される形で閣議決定された
集団的自衛権ですが、その成立を見越していたかのように
20代前後の若者が住む家宛に、自衛官募集の封書が届いていると
ツイッターなどで報告が寄せられているようです。

【赤紙】ツイッターで「自衛隊募集の案内が来た」と話題に!集団的自衛権容認を合図に一斉配布されている模様!

7月1日に集団的自衛権が閣議決定されましたが、同時期に全国各地の20代前後に自衛隊募集の案内状が一斉に配布されていることが判明しました。ツイッター等のSNSでは、「初めて自衛隊から案内が来た!」というようなコメントが相次いで投稿されています。どうやら、女性にも同様の案内状が来ているようで、自衛隊が大幅な人手不足を見越して募集をしている可能性が高いです。


当ブログでは転載しませんが、上記リンク先記事に
その届いた募集の紙の画像をアップしたつぶやきなどが
何件か紹介されています。


集団的自衛権が成立するとほぼ同時に、この募集。
昨日の閣議決定後では、1日での対応は不可能ですから
それ以前に、集団的自衛権については規定路線であったことがわかります。


タイミングが良すぎるので、集団的自衛権に絡めた募集なのは
まず間違いないでしょう。リンク先の記事では、まるで赤紙と言っていますが
確かに戦時中に若者に送られた招集令状である赤紙を彷彿とさせて、この国の先行きが不安になります。

戦争体験記

赤紙の話を少しします。赤紙とは戦争に引っ張り出される召集令状のことである。俗に「一銭五厘(いっせんごりん)」とも言われた。兵隊は一銭五厘あればいくらでも集める事ができると、馬鹿にされた言葉である。


今回の自衛官の募集は、赤紙と違い強制的なものではないとはいえ
現在の日本の、過剰なまでの世論から、過去の赤紙と同じく
自衛官に成ることを礼賛する風潮が生まれ出るのかもしれません。


実際に、イラク派兵の際は防衛大などから
人材が相当流出したということもあり、万が一の自衛官の確保にも
日本政府が躍起になっているという可能性もあります。

防衛大の退校・早期退職 イラク派遣前後 急増

イラク特別措置法に基づき自衛隊がイラクへ派遣された前後の二〇〇三~〇九年に、幹部を養成する防衛大学校(防大)の退校者や、任官後の早期退職者が急増したことが分かった。ピークの〇五年は四割が退校するか、早期退職した。安倍晋三政権が集団的自衛権の行使に踏み切れば、自衛隊から再び人材が流出する恐れがある。

中略

◆派遣明らかに影響

 軍事ジャーナリスト前田哲男さんの話 明らかにイラク派遣が影響していると思う。この時期に防大に入った若者は、阪神大震災やカンボジアの国連平和維持活動(PKO)を見て人助けや国づくりに貢献しようと考えたのではないか。命の危険があるとは思っていなかったかもしれない。まして戦闘を命じる幹部の立場なので、より重い責任を感じたのだろう。一般隊員が同じような考えを持っても不思議ではなく、隊員不足となれば、徴兵制が浮上するかもしれない。


昨日の安倍首相の演説では、戦争をするためのものではないと
ことさら強調していましたが、万が一があった際の人材の確保に
必死になっている様を見る限り、どうにも胡散臭い話のように個人的に思います。

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