目的は何?政府が子供たちにネット断食合宿を導入予定か?


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昨年の9月頃から、話が出ていた
政府主導の、小~高校生までを対象にした
「ネット接続禁止合宿」なるものを政府主導で
制度が導入予定になったようです。

政府が小学生から高校生を対象に「ネット接続禁止合宿」を実行予定!来年から約1週間、ネットの無い生活!

政府が小学生から高校生を対象にした「ネット接続禁止合宿」を検討していることが判明しました。この合宿は2015年から開始される予定で、2014年度予算概算要求に関係経費が予算として盛り込まれています。政府は約1週間程度の合宿のようなものを想定しており、韓国で実施している11泊12日の「レスキュースクール」が参考になっているとのことです。


ちなみに、最初にメインで報道されている記事はこちら。

「ネット断食」合宿に海外も注目

52万人の患者に朗報? 日本の「ネット断食」合宿に海外も注目

【現代の病「ネット依存症」】

「インターネット依存症」――この危険性が指摘されて久しい現代社会。

高速通信回線、スマートフォンの普及により、家庭で、職場で、路上で、あらゆるところで人々はインターネットを利用できるようになりましたが、この便利さを手に入れた反面、それにのめり込みすぎるあまり、睡眠不足、生活リズムの乱れ、不安や抑鬱、ストレスなど、さまざまな問題を抱える人が増えています。

特に、人格形成期にあたる若者への影響が問題視されており、日本では、ネット依存症の疑いが強い中学、高校生が全国で約52万人にのぼる、といわれています。


【「ネット断食」合宿】

日本はネット先進国の米国、韓国にくらべて、インターネット依存症への対策が遅れていると言われていましたが、このたび、政府が初のインターネット依存症の調査・研究・対策に乗り出す方針を打ち出しました。その実施内容の一つが、対象者を一時的にインターネット環境から隔離する「ネット断食」合宿を開催するというもの。


上記記事は、昨年の8月末に更新されています。


自分もネット依存に近い状態なので、まぁ建前としては分かるのですが
疑問点がつくのは、その合宿開催期間。


最初のリンク先に、韓国で行われている
レスキュースクールがモデルとなっていると言われていますが
日本でも一週間程度の合宿が検討されていると言われています。


ちなみに、韓国で行われているレスキュースクールの詳しい内容
コンセプトなどについては、以下のサイトにまとめがあります。

韓国レスキュースクール見学報告

4.まとめ
宿の目的を、ネットをしない事や使用時間を短くすることではなく、ネットをするにおいても「何かあった時に人に相談できるような対話力や、家事能力や自分で自分の生活を考える力を含め社会的な力を身につける」ことにおいていることが印象的であった。このため、子供たちにとって、魅力的でバラエティーに富んだ活動が体験できることばかりでなく、メントとの関係を育む体験が重要な役割をはたしているとのことであった。また、「ネット依存の問題は、ネットが問題ではなく、問題がネット依存という形で出てきているのであり、最初にある問題が問題である」という視点が貫かれていたことが印象的であった。

(長いのでまとめのみ抜粋)


上記サイトを見る限りは、韓国ではネット依存関連の対策は
日本よりも10年先を進んでいるという話であり
カウンセリングもだいぶ確立されているようですね。


ネット依存については、社会問題になっていることもあり
解消のために動くというのはある程度分かるのですが
日本では、今のところは一週間程度のプログラムとされており
これだけの短期間でどこまで成果を出せるのかが疑問です。


韓国の上記サイトでの記載では、合宿が終わった後も
定期的なアフターケアが実施され、7割に効果が認められたといった状態になっているとも
書いてありますが、日本ではとても中途半端な内容で終わってしまう…そんな気がしてなりません。
一応、日本でもアフターケアをするとはありますが。


また、ネット依存の話については、だいぶ前から問題視されていたにも関わらず
このタイミングで話を出してくるのもよくわかりません。
何か裏があるのではないか…捻くれた私はそのようにも考えてしまいます。


この合宿が任意の参加合宿なら良いかもしれませんが
もし強制的であるならば、親への負担などの面でも問題が出てくるかもしれません。
ネット依存傾向にある人を参加させるという話もありますが
調査などの方法もどうなるのか非常に気になるところであります。


導入前から個人的にはどことなく胡散臭さ全開なのですが
一体、何が目的なのでしょうか。ネット依存改善だけが本当に目的なのでしょうか?
どうにも、個人的にはモヤモヤした感じのあるニュースです。

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